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   一徳坊山541m・岩湧山897m・根古峰749m  

sanpo.no.987  23年9月6日(火)    メンバー単独 
中日野バス停7:30〜7:43新池〜8:50見晴岩〜9:17扇畑乗越〜9:50一徳坊山10:09〜10:21三角点〜11:33編笠山〜12:30四季彩館〜13:00急坂の道〜13:55岩湧山14:20〜15:05五つ辻〜15:43根古峰〜15:57三合目〜16:41ボ谷〜17:45天見駅 






岩湧山 




 河内長野市中日野バス停から左の緩い坂道を登って行く。のぞかな集落を抜ける。分岐のそばにお地蔵さんが祀られている。
10分ほど行くと古い一徳坊山への標識があるが読み取れない。
 新池の手前の小道が登山口である。小さな標識がある。
新池のそばを通り竹薮の暗い道を登ると植林帯に入る。
笹薮帯や自然林、植林帯が交互に表れる。
道端にはヤブミョウガやヤブランが見られる。
9月2日の台風12号の雨で道の落葉が洗い流されて歩きよい。
1時間弱で尾根に達する。
 見晴らし岩で一休み。
向こうには金剛山が見える。
 尾根道だがヤブツバキ等の常緑樹が繁り明るくない。
鞍部でスズメ谷から横谷に向かう道に十字に出合うところが扇畑乗越
 登山路には台風の風は弱かったが枯れ枝が沢山落ちていたので取り除く。
 ここからアップダウンが続く。松の木の枯木が多く倒木が多い。
カマツカが赤い実をつけている。
一徳坊山までにニセピークが3つもありなかなか面白い。
 一徳坊山標高541mに着いた。
南の足元がガレ場となって急激に落ち込む。
感想箱があり記入した。
 ちょっと下ったところに関電の鉄塔広場があり見晴らしが良い。
昼食などにはよい場所だ。
 三角点に向かう。
ナツハゼの実が熟し始めた。
黒くなれば美味しい。和製ブルーベリーと言われる。
 こらから向かう手前の編笠山と岩湧山が見える。
三等三角点は鉄塔の上にある。
薮の木陰でミヤマウズラが満開だった。
台風による倒木がある。ノコギリを出して始末する。
 編笠山に着いた。
ここの登りはきつかった。横谷分岐から高低差120m位ある。
 杉木立の道の上部にある岩場は高さ20mほどある。
植林の急な斜面を登り見に行く。
前に岩に気になる草が生えていたから。崖によじ登り近づくとノキシノブだった。
 ここの岩場は練習場になりそうである。
 林道に出て四季彩館に向かう。
急坂の道に行くには向いの斜面を登り尾根伝いに行くとよい。
 岩湧寺の下のシュウカイドウは台風の後だが殆ど被害もなかった。まだまだ見れる。
何人かが見に来ていた。
四季彩館で昼食。琉球大学の学生さんが岩湧山の植物調査に来て台風のため電話で色々アドバイス。お土産を四季彩館に預けていた。ご丁寧なことです。
 急坂の道を登る。
この辺は自然林がきれいなところだ。
シコクママコナが咲き始めた。
岩湧山

山頂からの風景は台風一過で空気がすんでいてよく見えた。

西の方に下った。
キキョウがまだ咲いていた。
マルバハギ、シラヤマギクが満開だった。
ススキの穂が出始めた。
ヤマジノホトトギス ツルリンドウ
五つ辻 現在は4方しか道がないが。栃谷分岐と千石谷分岐
 大雨で切り株が登山道に落ちていた。
力一杯押すと谷に転がり落ちた。
 林道終点の不法投棄。洗濯機、テレビ、冷蔵庫いづれも小型で
独身者が捨てたのだろうか。

 河内長野市に引き取りできるかどうか聞いたが私有地であり無理。土地所有者が処理することとなるらしい。
根古峰 標高749m
岩湧山三合目 標高650m
作業小屋と葛城28宿行場との間のダイトレは台風の大雨で池になっていた。
ボ谷池 標高423m
池は大雨の後で貯まることがある。
この枯木が枝に引っかかり落ちてこないか気になる。
 ギンリョウソウモドキが大きくなり始めた。
今年は数が少ない。
茶色の去年の枯れた花後が4本写っているが、10本ほどあったが。
ボ谷分岐から天見駅に向かう。
猪の罠
年間2頭は捕れるという。
誘いこむのに米粒を猪の通路に撒いていた。
 前から気になっていた鳥地獄。
地元の74歳の方が水路の整備をしていたので教わる。
大型のフクロウらしい鳥がかかっていた。カエル、サワガニもたくさん。残酷ですが写真載せました。これも自然現象です。以前はもっと大きな池だったがたくさんの小鳥が可哀想になり小さな穴にしたそうだ。今は周囲に30〜40年位の杉が生えているが田んぼだった。エグイ芋を植えたら全然エグク無かったそうだ。ガスで中和されたのか。
炭酸泉であるが飲用には向かなかったそうだ。
天見の駅には18時少し前に着いた。今日の歩行計は35700歩だった。





 

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