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大峰  稲村ケ岳 1726m


sanpo.no.891 22年5月15日(土) 快晴  メンバー3 
 


コースタイム:母公堂8:50〜9:36清浄大橋〜レンゲ坂谷〜11:25レンゲ辻12:00〜12:55山上辻〜13:40稲村ケ岳〜大日山〜山上辻15:00〜16:15法力峠〜17:00母公堂




オオミネコザクラ



この時期になるとあちこちの花が気になって落ち着かない。

今日はのんびりと稲村の花見山行と洒落こんだ。


三日市町を7時に出発してこちらの母公堂に着いたのが8時40分
土曜日とあって駐車場はあと1台で満車でした。

林道を清浄大橋に向かいテクテク歩く
沿道にはエンレイソウや珍しいナツノハナワラビが見られた。

レンゲ坂谷は花がたくさん咲き、木は芽生えを春を迎えたところ。

ワチガイソウ ハクサンハタザオ
エンレイソウ ケヤマウツボ

レンゲ坂谷を登って行くと岩の間にたくさんのハシリドコロやワチガイソウ、コチャルメルソウが見かけられた。
登山道が右岸になり急坂に。支谷から落ちる清水を飲んで休んでいると岡さんがケヤマウツボを見つけた。ゆっくり探さないとなかなか見つからない花である。
ハクサンハタザオかイブキハタザオか随分迷ったが、イブキハタザオはもっと毛深いもので結局ハクサンハタザオとした。
コチャルメルソウ キシュウネコノメソウ
キシュウネコノメソウ:イワボタンの変種。茎は赤みを帯びる。花時にも根出葉が残ることが多く葉は対生する。花序の直ぐ下の葉は母種と同じく細長い。花序同士はやや離れてつき苞葉は花時黄色くなる。 萼裂片は黄緑色で斜開しおしべは8個。おしべは萼より長くて超出し葯の色は暗赤紫色である。
一番の特徴は種子の突起が著しく細長いことである。
ニッコウネコノメとよく似ているが萼裂片が斜開すること、花時に根出葉が残ることが多い、花序同士がやや離れ気味につく。
以上「ぶらぶら花散歩」さんのHPを参考にさせて頂きました。

ムシカリ(別名:オオカメノキ) オオミネテンナンショウ
ヒメイチゲ シコクスミレ
シコクスミレ

太平洋側のブナ林内に生える
埼玉〜鹿児島

地下茎を出して増えることが多い

葉は2〜4cmの心形で先は尖る、鋸葉は波状 表面は明るい緑色で裏面は白っぽい 裏面の葉脈を中心に毛が目立つ
花期に葉の基部がいくらか巻いているものがある

花は側弁の基部に有毛のものと無毛のものがある
唇弁の距は短く、萼片の付属体には切れ込みがある
花の色は純白で唇弁には紫色のすじがある
シコクスミレ
レンゲ辻で昼になってしまった。山上辻までは緩やかな斜面を渡り歩く。日陰に雪が少し残っていた。
コウヤマンネンゴケのふかふかしたベッドにシコクスミレが顔を出す。
ここからはシコクスミレと森のバレーリナのヒメイチゲのオンパレード
山小屋のある山上辻では5名ほどの登山者が休んでいたが、そのまま稲村に向かう。
大日山が迫ってくる

この付近は木の芽生えは始まったばかり


オオミネコザクラ
うまく咲いていて良かった 

はっきりしませんが崖の上にはオオミネコザクラが群生
望遠レンズが欲しいところです




稲村ケ岳山頂には6人のグループが来ており、写真のシャッターを交代でおす。
稲村経由しバリゴヤの頭はいつかは行きたいルートです。
帰りはこまさんがまだ登っていないというので久々に大日山に立ち寄る。鉄梯子も少し修理していた。

帰り山上辻のベンチでコーヒータイム。

コバノミツバツツジ

岩湧山や他の山で見るコバノミツバツツジに比べて花の色が濃く華やか
他のツツジだろうか
ルイヨウボタン



ゆっくり周ったのでゴールの母公堂には17時になってしまった。
ご住職からいつものコーヒとお菓子を頂く。たくさんの花に会えて大満足の一日でした。
他に見た花など
カナクギノキ、ヤマエンゴサク、コバノフユイチゴ、マルバノコンロンソウ、ハルトラノオ、イヌショウマ、ギンバイソウ、ツマトリソウ、イワボタン

この時期、山上辻付近で見られるコミヤマカタバミや、法力峠付近で見られるシャクナゲの花はまだだったから今年は花が遅いのかな。
あるいは不作なんかな。




 


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