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  岩湧山・中ノ谷 
sanpo.no.838  21年9月13日(日) 晴れ メンバー 2 

コース : 第6駐車場〜中ノ谷、右股分岐〜沢〜尾根〜いわわきの道



岩湧山の麓にこんな素晴らしい谷がありました。


最近相次いで沢の連中が登っており、気になっていました。
古い地図を広げると破線でワラジ必携と書いています。
古くからあったルートのようです。
岩湧山山系はあらゆるコースを歩き、開拓もして来ましたが、ここは抜かっていました。



 

中ノ谷右股 連瀑帯 4段3〜7mの滝が連続します



岩湧山第6駐車場に車を置いて林道を15分ほど歩くと、中ノ谷右股の黄色いテープがかかっています。

砂防ダムが見えて来る。

このルートは19.1.13谷川沿いに登り、右の尾根から見晴らしの道の鞍部に出ている。
このときはテープを付けている。


砂防ダムから沢に入る こんな悪場もありますがほんの少し。
作業道が谷川と平行して続きますが、藪になっており沢の方が歩きよい。

植林帯は最初少しありますが、美しい自然林になる。

最初の7m滝 相棒が途中まで行きましたが最後は手がかりなく敗退
上からザイルを垂らし安全を確保しながら登り、ルートを探すのもいいかな。

右の手前から崖を這い登り滝を巻く

直ぐに4段の滝が見えて来る。

柴栗が落ちていたので10個ほど拾う。

4段の滝 3〜7m

 
1段目 7m

1段目 中央の割れ目から登り立往生 やっと2段目に降りる

1段目は右から巻くのが正解

4段目 上から

2〜4段目は左のガレ場から一気に巻いて登るのが正解

滝の上

2mの滝 直登

谷が狭まる

3m斜瀑 直登

2m滝 左右どちらでも巻けます

蔦の下がった滝 直登

最後の滝 2m 直登

尾根の急登

藪になってきたので谷を突き進むのを止めた。
セリ科のノダケが見つかる。花は少し先だ。

ちょうど右手に明るい尾根があり登り始める。
この分岐に赤いテープを巻く。
凄い急登で這いながら、木の根や小さな木を掴んでよじ登る。


美しい自然林

赤い古いテープが2つあった。相変わらず急登で汗だく。

しんどさも素晴らしい景色に忘れる。

美しい自然林 秋の紅葉は更によさそうです

ダイトレから直ぐのいわわきの道に出ました。

林道歩き15分 沢歩き1時間15分(滝を巻いた場合) 尾根歩き30分 合計2時間

滝を巻けば濡れずに登れますが、下りに使う場合は巻き道も危険。
30mロープ持参し懸垂下降が最適です。

次回は左股を目指します

ケーブルカーの高野山駅でバスに乗り、不動坂口女人堂前で降りる。高野山には女人堂が7つありましたが、現存するのはここだけです。



 

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