岩湧山


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sanpo.no.74
3月4日(火) 雨後晴。 気温5℃

いわわきネイチャークラブに参加

 
四季彩館前の
フキノトウ
四季彩館横の
ミツマタ
第1駐車場の
マンサク
 

 

参加者はUさんと私の2人。
参加者が少ないのは、日中一時持ち直すが雨風の強い大荒れの天気予報のためではと思われた。
それでも出発の10時頃には空はどんより雲っているが雨も上がった。今日の予定の清掃登山のため四季彩館からゴミ袋と火バサミを借受けスタート。

四季彩館前の植え込みではフキノトウが5、6個頭を持ち上げ、アセビの蕾も膨らんで間もなく開花というところ。
岩湧寺下ではヤマネコノメソウが早くも蕾をつけ春を待ちわびている。

いわわきの道に入ると青々とした野菜を思わせるダイコンソウ、ジンチョウゲ科のコショノキの蕾。今年こそはどんな花が咲くか見たいものである。

紀見峠への分岐手前の雑木林に立ち寄り、ユキワリソウ等の珍しい野草がないか探す。
Uさんが2cmほどのラン科と思われる野草を見つける。よく見ればあちこちにあるが名前が分からない。花が咲いたら分かるだろうか。

 

山頂の手前で昼食。12時30分ごろ山頂に着いた頃、今朝の天気がうそのように晴れ渡った。
和歌山から来たと言うハイカーが10名ほどくつろいでいた。
サイゴクキツネヤナギの芽が膨らんでいた。
山頂広場周辺は特にゴミが多い。Uさんと2人で拾い集める。
カヤ原のカヤは何度かの雪で倒され、今年の刈取りは難しいのではと思わせた。

西側斜面のベンチ付近にも行くことになった。植林側のカヤ原は焼き払われ明るくなった。
おびただしい空き缶やビンを集めゴミ袋が重い。
カヤ原の先でシュンランの株が4、5個所。ノウサギに食べられて葉っぱが短くちぎられている。それでもしっかりとした花芽が確認出来た。
また、近くで群生するイチヤクソウの株を発見。覆いかぶさる雑木を鉈で取り払う。

急さかの道を下り四季彩館には3時ごろ戻る。
付近ではコハコベ、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウが咲き始めた。
植物採取禁止の真新しい立て看板4本に、四季彩館のNさんとUさんと3人で防腐剤を塗る作業をした。
これは先に選定した4箇所に設置するもので、来週の日曜日に作業を予定している。
今日拾い集めたゴミをカン、ビン等の不燃物と紙などの燃えるゴミに分別した。3袋もあった。

帰りの第1駐車場のマンサクはほのかな臭いをつけ見事に咲いていた。


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