岩湧山


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sanpo.no.71
13年2月11日(日)快晴。 気温8℃

紀見峠→五つ辻→四季彩館→岩湧山→滝畑

快晴の日曜日。午前9時頃の紀見峠の駅には20名ぐらいの団体が集まっていた。
根古川に沿って岩湧山方面に向かう。
根古川の渓流では2,3人のアマゴの釣りの人姿。入川料は1日3150円。餌はイクラかミミズ。
1日釣って普通20匹。多い人は50匹という。ここの釣りは放流アマゴで毎週土曜日の夕方放流され、日曜日の8時から釣りが出来るとか。

釣り人と話し合っていると、先の20人ぐらいの団体に追い抜かれたがすぐ抜き返す。
越が滝付近から道は右手にとって急登となる。
この付近では毎年今ごろ、ウグイスの初鳴きが聞かれるのだが、今日は聞こえない。
去年は2月12日にここで聞いているが。

三合目までは約30分、結構急な登りで汗びっしょり。三合目のベンチは尾根が開けたところで風通しがよい。
山道は凍て付いて薄い雪化粧。

南葛城山分岐付近からは5cmほどの積雪があり滑りやすい。林道の途切れた付近で6人連れの一団がアイゼンをつけていた。和歌山弁でしゃべっていたから和歌山から来たのだろう。
私は短い下りでありアイゼンは着けなかった。

岩湧山寺分岐から四季彩館のある岩湧寺に向かって下る。
岩湧山直下の凍て付いた階段で転んだ人が腰を押さえながら下って来る。運動靴姿の60才ぐらいの方。
大丈夫ですかと声をかける。幸いにも足を挫いてはいずゆっくりなら歩けるようである。
階段で転んで腰を激しく打ったとか。やはり下りでは念のためアイゼン着用が正解のようである。

四季彩館では野鳥の観察会が行われており、テラスの餌にヤマガラが寄って来る。
野鳥専門のNさんに声をかける。今日確認出来たのは鳴き声を含め15種とか。
私には鳴き声だけではさっぱり解らない。

 

四季彩館のテラスからはミツマタの蕾が大きく膨らんでいるのが見えた。

時間は12時20分で昼食の時刻であるが、腹が一杯では急坂の道を登るのが辛いので昼食抜きで山頂に向かい出発。
急坂の道途中で、いにしえの道で出合った岩湧山に向かう2人ずれが下って来るのに再び出会った。同年か少し先輩の方でよくこの山に登るとか。私のHP用の名刺で挨拶。Hさんとおっしゃる方でEメールの番号をメモに記して頂く。

坂道の上の方は残雪が凍ってツルツル滑る。快晴の山頂下の階段は雪が溶けだしドロドロ。僅かに残った雪で遊ぶ子ども達。

 

昼食後滝畑に向かい下る。途中の関電の送電塔の手前の雑木林でシュンランの株を見つける。雑木林の山道は葉もなく明るく快適な歩行が続く。

 


この道は久し振りであるが様子が変わっているのに驚いた。谷側の植林帯が伐採され、眼下に深い谷が切れこんでちょっと怖い。

千石林道に合流しサツマイナモリを見に行く。咲いている花はなかったが蕾が多数確認出来た。こんな人里近くで絶滅しないか心配である。


 



 


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