京都北山 桟敷ケ岳   895m
sanpo.no.610  19年5月11日(金)晴れ 気温18℃ メンバー15名

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[ 岩屋橋から惟喬天皇ゆかりの桟敷ケ岳を通り、サクラソウ満開の長谷を巡る ]

 コース:岩屋橋→西谷→岩茸山→桟敷ケ岳→ナベクロ峠→長谷→大森キャンプ場→薬師峠→岩屋橋                

 Tリーダーの例会、花見山行。 岩屋橋バス停からしばらく林道歩き。谷間の林道脇を小川が流れていろいろな花が楽しめた。アケビ、ミツバアケビ、ハナイカダ、コバノガバズミ、ムロウテンナンショウ、マルバアオダモ、ウワミズザクラ、チドリノキ、ヒメレンゲ、シロヤブケマン、ミヤコアオイ、ミヤマハコベ等。

写真はスタート地点の岩屋山志明院前
 林道は2つに別れ右の西谷に入る。
林道終点から、しばらく杉林が続くが稜線に出ると新緑が鮮やかな自然林となる。
尾根道に合流。右に行けば薬師峠。
大森リドートキャンプ場が見えた。
岩茸山811m山頂。
快適な自然林となる。
伐採地で見晴らしのよい場所で昼の休憩。
惟喬天皇が都を懐かしみ眺めたと言われる都眺めの岩だろうか、その岩の上から京都市内がよく見える。
桟敷ケ岳山頂895mには2等三角点があり、一角が切り開かれて比良山方面の展望がよい。
この付近で毛深いケカマツカを始めて見る。
ヤマシャクヤクのポイント。純白の清楚な花に心も和み、しばしの撮影タイム。自然の中に咲く花は美しく、いつまでも育ち続けて欲しいと願わずにはいられない。
ナベクロ峠にはモミの大木がある。
峠を後に長谷の急な下り。
コショウノキに似た珍しいカラスシキミの花を見る。
コショウノキは本(関東以西の太平洋側)四、九、沖 咲く時期は1^4月 常緑
カラスシキミは北、本(鳥取県以北の日本海側)
咲く時期は6月頃。8月に落葉し9~10月に新芽花芽が展開する。
2つの谷が合流したフタマタを過ぎると水の流が始まり、オオバアサガラが多い。
一旦大森キャンプ場にでる。
この角を左折する。
林道が2つに分かれ右にとる。
6体地蔵のある薬師峠から沢道を下る。
クリンソウが表れ始まる。ところどころ群落を作りながら谷川全体に広がり花園となっている。贅沢にもこんな登山道にも咲く姿を始めて見た。クリンソウ園でたくさん見たことがあるが、ここの花はたくましく美しく、自然によく似合う。
登山道脇に咲くクリンソウ。

林道に出て、今朝の林道に合流、下ればゴールであった。 今日は花をあまり期待していなかったが、自然の中で美しく咲くヤマシャクやクリンソウに会え、早朝から来た疲れも吹き飛んだ。よい1日だった。
お疲れ様でした。

その他見た花
アズキナシ ヒメレンゲ
コクサギ ケカマツカ
ミヤマガマズミ ミヤマハコベ
シロヤブケマン ラショウモンカズラ
チドリノキ ウワミズザクラ
ヤマツツジ マルバアオダモ



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