中紀 白馬山・清冷山・真妻山 
 
sanpo.no.576  19年3月7日(水)晴 気温6℃ メンバー2

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[ 中紀、白馬山・清冷山・真妻山の3山を巡る ]



白馬山 957m
6:00河内長野市→7:15吉備IC→7:47道の駅「しらまの里」→8:00林道登山口8:10→8:40白馬山8:55→9:14林道登山口  

 清冷山・真妻山を巡る計画に白馬山も加えてもらい、欲張り山行に出かけた。阪和道吉備ICをでて金屋町から国道424号線に入り、道の駅「しらまの里」を500mほど過ぎた白馬トンネル手前の国道から、右に林道を下る。谷を渡りつづら折れの林道を登って行くと、尾根あたりでT字型の3差路になり左折、300mほど行くと左手の笹の中に「全国林道コンクール林野庁長官受賞記念碑」があり、そばに白馬山登山口の標識がある。こんなコンクールってあるんだねエ。右が伐採された坂道を登って行くと尾根道、自然林の雰囲気のよいところになり、付近には、予想外にヒメシャラやブナの木が見られた。程なく白馬山の山頂だった。山頂からの展望はない。

「全国林道コンクール林野庁長官受賞記念碑」 途中の尾根からの展望
ブナの葉がたjくさん落ちている ヒメシャラの木
白馬山山頂 白馬山山頂標識



清冷山 879m
10:20林道登山口→11:50清冷山12:20→13:15林道登山口

 R424を新宮方面に走り、椿山ダムの笠松大橋の手前を右折、250mぐらい行くと谷川があり、谷川に沿った林道を500mほど行くと清冷山登山口がある。念のため林道最奥部まで10分ほど走ったが登山口は見つからず引き返す。駐車スペースは登山口から100mほど奥に行くと橋があり、橋を渡ったところに2〜3台置ける。

 登山口は沢となっており、橋を渡り15分ほど登って行くと尾根道になり、対岸の山がところどころ見え始める。山道は植林地帯が多い。山頂手前で岩のゴロゴロした自然林になる。山頂は西側だけ切り開かれ、矢筈山が目前に展望できる。



林道登山口 岩のゴロゴロした自然林
清冷山山頂 清冷山山頂標識
清冷山山頂より矢筈岳 清冷山山頂より矢筈岳



真妻山 523m
14:24大滝川森林公園駐車場→14:50登山口→15:43真妻山15:58→16:37登山口→16:46大滝川森林公園駐車場→17:05御坊IC→18:40河内長野市

 真妻山、北の登山口の山野へ向かう。R424を引き返し、川原河から左折し県道26号、三十木から右折県道25号に進み山野で左折し、大滝川森林公園駐車場に着く。森林公園の近くで同じハイキング仲間の3人に出会い驚く。森林公園から階段を登る。下に大滝川運動場が見えている。赤や黄色のテープが派手に着いているので、テープを追うと険しい尾根道になる。どうも測量用の道らしく引き返し、進むと車道と合流し登山口のある公園に着いた。

 登山口から、谷川にかかる橋を渡り石段を登り始める。足元にはシダ植物のオオバノイノモトソウやクリハランが多い。またハナミョウガやイズセンリョウも群生する。涼みの滝を通り、徳本上人の岩屋を過ぎると急な登りの鎖場となる。山道はよく踏まれて、人気の程がわかる。変わった葉の細い樹木が群生している。帰って調べるとタイミンタチバナだった。岩場の登りの後、尾根に出ると下草にウラジロが多く、樹木ではソヨゴ、ヒサカキ、アカガシ、ウバメガシ、ヤブツバキ、アカマツ、モチツツジ、カクレミノが多い。激しいアップダウンが繰り返し低山ながら侮り難い。大滝川分岐を過ぎ、ウバメガシが優先する雑木林を過ぎると明るい山頂に着いた。

 山頂一帯は伐採され芝生広場、一等三角点からは360度の胸のすくような大展望が得られる。山頂南側には松原からへのルート標識がある。今日は北風が強く、体感5℃ぐらいで相当寒いがしばらく展望を楽しむ。今朝登った白馬山・清冷山は近畿百名山であるが、この真妻山は近畿百名山ではないし、山も低いが、コースが変化に富み、展望が素晴らしく、文句なしに両者に勝る山だった。



大滝川森林公園 橋を渡る
登山口 涼みの滝
ハナミョウガやクリハランが見られる イヨカヅラ?
タイミンタチバナ 徳本上人の岩屋
鎖場 山頂
山頂標識 山頂祠


山頂からの展望

東方面 右奥に矢筈岳
南方面
西方面 光る田辺湾
北方面


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