泉南 槙尾山・三国山・宿山・畑山・神野山・燈明岳 |
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sanpo.no.552 19年1月18日(木)晴れ一時曇り 気温8℃ メンバー1 |
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[槙尾山〜三国山〜燈明岳縦走 巡礼道を辿る ]
コース:滝畑ダムP7:20→8:53槙尾山→10:28千本杉峠→11:10三国山→11:30宿山12:00→12:05七越峠→12:59畑山→13:25神野山→14:17燈明岳→14:39神野山分岐→15:31ミョウガ谷林道(中茶屋橋)→16:18滝畑ダムP |
7年前にも辿ったこのコース。滝畑ダム西ノ村駐車場から5分ほど南下し、新関谷橋に向かう途中に広い道があり、西に登ると槙尾山への取り付きがある。民家の間の石段を登り、竹薮から暗い杉林の登りになり、次第に雑木林に変わる。初めての14丁石の地蔵が現れ、いくつか欠けるものの施福寺まで続き往時を偲ぶ。 | |||
猿子城山分岐のあるボテ峠のベンチで一息入れ、番屋峠から追分分岐を通り槙尾山施福寺に到着。 左 ボテ峠 右 番屋峠 |
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追分 | 西国4番札所の施福寺には早朝から参拝者の姿がみられた。 | 休憩所からは岩湧山が真正面に展望できる。 | |
槙尾山から桧原越(西国巡礼旧道)に入り、自然林の快適な尾根道を進み、15丁石地蔵、30丁石地蔵を通る。途中単独の登山者に2人、マラソンの1人に会う。牛坂の道をあえぎながら登ると、巨大な関空の離着陸レーダーのある三国山に到着。以前見つけられなかった3角点は、対空送信所の後ろの小高い丘の上、林の中にあった。この付近はアスファルトの道にかわり、赤いテープを拾って笹薮を登ると見つかった。遠くからよく見える丸いドーム型の対空監視レーダーを過ぎると宿山で、ここには対空受信所がある。 | |||
15丁石地蔵 | 30丁石地蔵 | ||
三国山 三角点 | 宿山の金剛竜子 | 八大竜王社 | |
七越峠は和泉市父鬼、蔵王峠、和歌山県葛城の串柿の里に通じる。また歴史的にも重要な峠で、紀伊の国から和泉の国に通じる古道。茶所跡、葛城行所跡、西行法師の句碑がある。西行法師は紀州の打田町生まれで、この七越峠を越えて和泉の国に入ったのだろうか。 | 西行法師の句碑 誰か読み取れませんか。 |
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燈明岳に向かう槙尾辻あたりから、「展望のよい尾根道」と10年前の地図に載っているが、現在は林道である。林道からは岩湧山が裏から展望でき、三国山の丸いレーダーがよく見える。 林道からはずれ、畑山と神野山に立ち寄る。神野山からはテープに従ったが藪と倒木に行く道を阻まれ少し戻り、杉林を下る。新しい林道にでて左にとったが行き止まりで、磁石を見ると反対にきていたのでバック。葛城12経塚がみつかり、現在地を確認でき、燈明岳に向かう。燈明岳は東の燈明岳とも言われ、犬鳴山の燈明岳は西の燈明岳とも言われる。延ノ行者を祭る。 | |||
岩湧山の展望 | |||
畑山 818m | 神野山 869m | 燈明岳(東の燈明岳) 857m | |
ここから蔵王峠に行き、舗装路を1時間30分かけて滝畑に戻る予定だったが、10年前の地図を見ると先ほどの林道行き止まりのところから、黒い破線が中ノ茶屋橋に向い下っているので、この道を目指して戻る。 中ノ茶屋橋への道は古く、踏み後もないが磁石で方向を定め、古い黄色のテープを探しながら下る。支尾根が2箇所あったが、黄色のテープで方向を確認。深い杉林になるとテープもなくなるが、一本尾根の激下り。やがて下の方に川と林道が見えホッとする。ミョウガ谷林道の入口近く、谷川の堰堤を渡り林道にでた。ここから滝畑ダム駐車場に戻り、長い縦走が楽しめた。但し、30丁石地蔵から向こうは舗装、未舗装の林道が続き、山道歩きの趣はない。 |
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[ 神野山〜中ノ茶屋橋のルート ] このルートの取り付きはややこしいので写真で説明します。道迷いで分かったものです。 |
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葛城第13経塚 の手前(坂の下)で未舗装林道が2つに分かれるから、右に水平に進む。更に未舗装林道が分岐するから左に登る。 |
未舗装林道をドンドン登ると峠に出て、道はなくなる。真っ直ぐに下る道もついているが、右の杉に古びた赤テープがあり、ここが中ノ茶屋橋のルート入口。 雑木林を下ると間もなく、ミョウガ谷に向かう小道が横切る。 |
3分の2ぐらいは雑木帯が続き杉林になる。 一本尾根の激下り |
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激下りは3段になっている。細い尾根になる。 次第に両側が明るくなり、蔵王谷とミョウガ谷が合流している。 |
尾根の突き当たりは崖になっているので、ミョウガ谷側の堰堤を渡る。 |
ミョウガ谷林道の入口、橋が見える。 近くに中ノ茶屋橋が見える |
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