岩湧山

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sanpo.no.51
12年9月7日(木)曇り 気温33℃

昼前より写真の失敗作の撮り直しに岩湧山へ

行者の道を登る
クサギやボタンズルの花は終了していた。足元のチジミザサが実をつけてズボンのあちこちに引っ付く。たまりかねて持参したカマで払い、借り倒しながら登る。
期待していたトモエソウは咲いていなかった。1日花だからうまくめぐり合うのは難しい。もう咲く時期が過ぎたのかもしれない。

展望台では中年の夫婦が昼食していたので私も弁当を広げた。
新大阪から来たと言う。ひと月に1回 涌き水を汲みに来るようだ。 年は私と同じ16年生まれで不況で退職しブラブラしているとのこと。昨日は箕面の山へ行ったそうだ。
温かいコーヒをご馳走になる。

いわわきの道を登る
先の夫婦と別れ野草の花の写真を撮りながらダイトレまで登り、また引き返す。
ミヤマウズラの写真を撮っていると通りがかりの2人ずれの女性が、この小さな10cmほどの花に気づき、何の花かと言うので説明をする。山道を下りながらあちこちに咲いた花の名前を教える。落ち始めたトチの実のことも教えた。始めて手にするトチに実に、彼女等の表情は明るく子供のようだった。ついでにイワタバコのポイントに案内。きれいな花を見ることが出来て非常に感謝された。

帰りを急いでいたので、いつもは四季彩館に立寄るところを中止、いにしえの道を下った。
谷では砂防工事のブルトーザーがガリガリ音を立てていた。シロバナショウジョウバカマとイワタバコの ポイントは作業しないとの説明に安心した。こんなところにも女性が進出しているのに驚いた。5人の男子作業員の中に、ヘルメットを阿弥陀にかぶった若い女性がただ一人、同じ作業服を着て。砂防堰堤ダムの設計図を広げていた。






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