大峰 大栂山・三本栂1077m・1289m | |
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sanpo.no.499 18年8月31日(木) 晴れ後曇り 気温30℃ メンバー2 |
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コース:8:48林道小谷線車止→9:25登山口→10:25林道白川又線→12:23三本栂12:45→14:15大栂山→西山観音登山口→15:43林道小谷線車止
奥掛道の行者還岳や弥山に通じるもう一つに支尾根、大栂山に向かった。道の駅杉の湯川上からR169号で新宮方面に車で30分、上北山中を右折し林道小谷線に入り約10分で車止になる。車止の門は開かれているがここで車を置いて、登山口まで歩く。(登山口まで徒歩約40分。車で行ってもよいが車止めの門が閉められたら困る。)途中西山観音へ通じる林道に分かれる。 | ||
登山口は古い小屋とモノレ−ルのあるところで、火の用心の看板がある崖を登る。しばらく藪山だが杉植林の落ち葉の下に腐りかけた古い木の階段が表れる。 | ||
赤いテープもところどころあるが、最近登山者も少ないのか山道は雑草が茂り、杉の落ち枝が多い。 熊の引っかき跡に相棒の鈴の音が一段と高くなる。 |
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1時間ほどで尾根にでて林道になる。 | ||
明るい林道脇には栂の大木があり、この山の山名となったのだろうか。 | ||
林道の木立の間からは仏生岳が垣間見えた。 | ||
林道白川又線は未舗装で尾根に平行して着いている。 これより林道を歩いて下さいの表示がある。 |
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大栂山の表示 登り口はない |
林道を先に進んで大栂山の登り口があった。 |
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どんどん林道を北進し、尾根と交差した林道は東に曲がる。この交差点に「一の垰・行者還岳・弥山」を指す古いが立派な標識があり、三本栂に向かった。 | ||
道は緩やかに下りそろそろ登りと思っていたらまだ下りになりおかしい。磁石の進路からずれている。尾根に上がりピークに戻ると目指す三本栂だった。三本栂山頂からは展望は望めない。僅かに北に奥掛道に続く1418mのピークが見えた。 | ||
帰りは尾根伝いに戻ると素晴らしい自然林になる | ||
自然林 | ||
自然林 | ||
登りの時に通った道に合流した。「一の垰・行者還岳・弥山」の標識が倒れていたところだ。どうもここで道を間違えたらしい。左にとったことが間違いだった。左に侵入しないように倒木を置いた。 | ||
尾根を下る途中からの展望。仏生岳。 | ||
先ほどの林道と尾根に交差した道からは林道を通らず、尾根道を下った。殆ど踏み跡もないが古い山道が続いていて、暑い林道を歩くより快適だ。大栂山も展望がない。古い索道が放置されていた。木材の切り出し用に使用されたと思うが、回りは既に大木に覆われていた。
大栂山からは崖を降り林道にでた。林道からは登って来た山道を通らず、もっと先へ林道を進み、西山観音から国道169を指す道標から山道に入り、ドンドン下る。九十九折の植林地のところどころに「一の垰・行者還岳・弥山」を指す標識があるが、今ではここを通り登る人はいないだろう。程なく西山観音への林道に出て、出発点に戻った。
草花は少なく、マツカゼソウ、オオルリソウ、ヤマジノホトトギス、ヤマジオウがあったのみ。
今日のコースは殆ど廃道に近い道で、かつ林道に寸断され、展望も悪くもう一つだった。
大峰の山名の消しこみする人以外は訪れないかも知れない。
赤色は上り、青色は下り。登山口Aより上り登山道Bに下る。 |