紀泉  岩湧山 897m 

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sanpo.no.479   18年6月24日 (土) 晴れ 気温30℃ メンバー4   
コース:いわわきの道→ダイトレ→山頂→急坂の道→四季彩舘



 明日登山道の草刈があるというので、仲間と野草の保護のマーキングに出かけた。作業は保護する野草を白いテープで囲み、周囲の草を刈り取る。こうすれば草刈機から守られる。ついでに山頂のササユリやクモキリソウ、ヒトツボクロを見に行く。ササユリは日当たりのよいところは満開で、辺りに甘いササユリの香りが漂う。草原斜面では咲いた花が遠目でちらほら、蕾の方が多く見える。 ササユリを見て帰る○ハイキング会の I 姫に出会った。単独だった。早朝、寝屋川から車を飛ばして来られた甲斐があって、よい時期に見られて満足そうだった。  












ニシノヤマタイミンガサ 西の山大明傘   キク科  コウモリソウ属

花 期   7月〜9月
分 布   中部地方以西 以東はタイミンガサ。

目だった花でなく人気がないが、この近辺は岩湧山だけにしかない。


深山に生える高さ60〜90aの多年草。
葉は鋭く掌状に切れ込む。頭花は円錐花序につく。





ホナガタツナミソウ


ウツボグサ

定点観測 6・14のササユリ
定点観測 6・22のササユリ 定点観測 6・24のササユリ
定点観測 6・22のオカトラノオ 定点観測 6・24のオカトラノオ
スイカズラ ヤマアジサイ


            

ナワシロイチゴ クモキリソウ
ヒトツボクロ オオバノトンボソウ

ササユリの保護と景観について

現在、ササユリには杖をたてテープなどで止めて見苦しい状況ですが
盗難を守り皆さんに多くのササユリを見て貰いたいからです。
いろいろ意見もあると思いますがどうかご理解下さい。

2〜3年前の話ですが、大量のササユリを持ち帰る夫婦を見かけた。
また自然観察会のUさんが30〜40本ほど採った中年男性が五つ辻でそろえているのを見かけ注意した。ところが男性は「山頂ベンチ付近で拾って来た。」という。すぐこんな返事を用意しているのもあやしい。拾って来たのであれば捨てましょうと言うと「いや、欲しいから持って帰る。」とのやり取りがあったようです。

それ以来、四季彩舘を中心にこうした保護活動をしています。
少なくとも1本1本テープを解いて採るのは大変で抑止になるでしょう。
それでも、少なくなりましたが毎年保護したササユリが10本程度採られています。広いカヤ原の総てを保護するわけにはいかないので、採らないで欲しいと願うばかりです。

また子供が採っているのを親が注意しないという例もあります。
子供の教育の場としても、生きた教育が出来る絶好の場でもあります。
保護された ササユリ








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