湖北 伊吹山 1377m   

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sanpo.no.442   18年4月6日 晴れ 気温10℃   メンバー  コース:伊吹野→伊吹三合目





 伊吹野のセツブンソウは待っていてくれた。三島池からの伊吹山の勇姿を眺めて伊吹野へ。快晴の今日、ちょっと遅い春の妖精達に会う山巡りに出かけた。

 

 初めて見るセツブンソウ。地面に屈みこむと一斉にこちらを向いて手を振り微笑んでいるかのよう。民家の周りや土手に一面に開花し足の踏み場もないほど、この付近では雑草のよう。やや盛りを過ぎたが、どこでも咲いていた。


 姉川を見下ろすのぞかな山村。日当たりのよい地形とはいえ、民家の軒先に残雪がぽつんと残り、土手はやっと雪が溶けて草花の芽吹きが始まったところ。


 雪融けの流れのそばには、白い花火のようにセントウソウの花。上の方ではスハマソウの白花が目覚めつつある。日当たりのよいところは蕾を開き始め、葉の展開を初めていた。カタクリ のポイントに向かう土手には見かけぬスミレ、ニリンソウの葉が続き、セントウソウが咲く、ヤマエンゴサクがそろりと咲き始め。カタクリはやっと早い株で蕾をつけだしたところ。2週間ほど先だろうか。

 アズマイチゲのポイントも意外なところにあった。山の中でも、藪の中でもなくコンクリの道端だ。もう殆どが咲き終えた白い花、汚れて痛々しい。なんとか元気な株を見つけたが、寒さに蕾んだまま。息を吹きかけてもすぐに開こうともしない。

 親切な地元の方があちらの木の下を見よ、民家の軒先を通れとか言って案内してくれる。たっぷり見たセツブンソウだが感謝し、喜んで向かう。黙って行くもので、嬉しいことに少し黄ばんだ蕾みが見つかる。キバナノアマナだ。

 伊吹野の春を楽しんだ後、伊吹山に向かう。丸秘のコセリバオウレンは花が終り、種を付け始めていた。
見上げる伊吹山は雪がまだら模様に残り、風は冷たい。スキー場の芝生にはアマナが咲き始めた。タチツボスミレに似たスミレも。背の低いセツブンソウもあちこちに点在し、混ざってスハマソウが芽吹きと花の展開を始めていた。3合目のお花畑は、まだまだ茶色い冬枯れの状態であった。

 天候や日程、18キツプの消化など、迷いに迷い昨夜決め、急に来た伊吹だったが、地元のHさんに急遽同伴頂いたお陰で素晴らしい花巡りが出来たことを感謝したい。

三島池からの伊吹山 伊吹三合目から 手前フキノトウ
スハマソウ スハマソウ
セントウソウ ユリワサビ
ショウジョウバカマ ニリンソウ この薄ピンクがよい
コセリバオウレンは種になっていた。 コセリバオウレン 3回3出複葉

オウレン      1回3出複葉 
セリバオウレン  2回3出複葉 

オニシバリ アマナ
アズマイチゲ ヤマエンゴサク
アズマイチゲ 7日はきれいに咲いた。
同伴のHさんに送ってもらった。
キバナノアマナ 7日はきれいに咲いた。
同伴のHさんに送ってもらった。
○スミレ ○スミレ







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