比良 堂満岳  1057m

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sanpo.no.417   18年2月12日(水)  雪 -8℃   メンバー 
コース:JR比良→イン谷口→青ガレ→金糞峠→堂満岳→金糞峠→ 青ガレ→ イン谷口 → JR比良



 豪雪の比良山系、堂満岳登山に参加した。JR比良から10分も歩くともう一面が雪の世界である。あたりの木に積もった昨夜来の雪はきれいな樹氷となり、雪山歓迎の美しいモニュメントだ。イン谷口では車が10台ほど留り、テントも2張ありかなり入山しているようで 、これならトレースもあり山頂まで行けるかなと期待を抱く。 足元を整えアイゼンを付ける。アイゼンを付けるのに手助けする同僚もいたが・・・。

 青ガレという谷に入ると雪も深くなり、踏み跡を外すとうまく歩けない。リーダーの後を一列になり付いて行く。これだけの深い雪を見ると興奮し他のことは忘れてしまう。雪の降りしきる中、急登をこなして金糞峠に着く。ここで、調子の悪い方に、Iサブリーダーが同行して下山する。 この調子では皆が今日はここまでかなと思ったが、Tリーダーの途中下山して貰うという決断で山頂を目指した。尾根筋は強風と雪で寒く震え上がる。風の少ない鞍部で昼食したが、体を動かさないと寒くて堪らない。−10℃ぐらいかも知れない。

 厳寒の吹雪の天候で遠くは見えないが、墨絵のような世界に見入った。やっと堂満岳に着いた。Iサブには気の毒な事だったがお陰で13名登れた。記念写真を撮った。夏の山頂とはまた違った感動があった。狭い堂満岳山頂は吹雪で遠くが見えない。ピッケル装備の神戸労山のメンバーが、ノタホリを目指し下山を始めたがトレースがないので引き返して来た。我々も 無理することはないと引き返した。ワカンやスノーシューは使わずじまいだったのが少し惜しい気がしたが、半ば諦めていた雪の山頂に登れて最高だった。皆さん有難う。


稜線の雪庇 堂満岳山頂
堂満岳山頂より
堂満岳 ほとんど見えない 比良駅より 右奥の堂満岳 ほとんど見えない




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