紀泉 岩湧山・千石谷

HOME     今日の花 アケボノシュスラン・ナギナタコウジュ・コシオガマ・カワミドリ


sanpo.no.368
参加者 8名  17年10月6日(木) 晴 28℃
コース:いわわきの道→千石谷→カキザコ→ダイトレ滝畑→滝畑

 ネット仲間を募集したら、仲間が仲間を呼んで大勢参加してくれた。大変嬉しかった。
秋花の最盛期で、観察や撮影に熱心のあまり山頂経由を省略したが時間が足りなく、それでもまだ帰りのバスの乗車を1時間延ばしたほどだった。
 
 アケボノシュスラン、テイショウソウ、コシオガマ、カワミドリ、シャクチリソバ等が期待通り見られたが、タカネハンショウヅルは残念ながら終了していた。とうに終了したと思われたセトウチホトトギスが見られたのはもうけもの。今年はアケビ、マタタビ、アカシデ、ツノハシバミ等の果実が豊作で、また珍しいコイケマの果実を初めて見ることができた。

 参加者の皆さん、最後はお疲れのところ急な登りで申し訳なかったです。この山に来られる時はいつでも声を掛けて下さい。


アケボノシュスラン アケボノシュスラン





アキチョウジ テイショウソウ



ナギナタコウジュ 萼の先端よりが狭い フトボナギナタコウジュ 萼の先端よりが広い



イヌホウズキ 果実は果軸に散らばってつく。 アメリカイヌホウズキ 果実は果軸に集まってつく。



20mほど先の藪の中で青く見えたのは萼のないヤマアジサイだった。この時期では虫への目印、萼は必要ないのだろう。 ヤマアジサイ コアジサイとは随分違う。


ヤノネグサ アメリカネナシカズラ






ヤマハッカ


アケビの実
栽培のナメコもなかなかいけるが天然もののナメコはひと味ちがうそうだ。



咲き始めたナワシログミ コシオガマ


シャクチリソバ 赤地利蕎麦 カワミドリ
チベットや中国南部の高地原産の多年草。
1年草のソバと 違って多年草なので、宿根ソバとも呼ばれる。
インドや中国の高地などでは、そば粉を利用するほか、 葉を食べる野菜としても利用される。
日本では作物としては栽培されていないが、野生化しているのが見られる。
葉は基部が横にはりだした三角形。秋には白い小さな花が多数咲く。果実はソバより大きく、栗褐色に熟す。

山地の草原に生える多年草。草全体に特有の香りがある。
枝先の長さ5〜15cmの花穂に、紫色の唇形花を多数密集してつける。





ノササゲの実 ツリバナの実


クサギの実 ルビーのようなユキザサの実


珍しいガガイモ科コイケマの実 千石谷の名所、「奥入瀬渓流」に似ていると誰もがいいます。 晩秋がよい。 




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