岩湧山
HOME 今日の花 ノギラン、ヒキヨモギ、ヤマジノホトトギス
sanpo.no.352 参加者:単独 17年8月3日(水) 晴れ一時曇り 34℃ |
コース: 紀見峠→根古谷→越ケ滝→カラ滝→横尾→横尾辻→林道高山線→紀見峠 |
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南海電車紀見峠駅の近くに路駐し、根古谷の探草に向かった。この谷の中央に根古川の清流があり、流れに沿って林道が続いている。適当な陽射しが
ある林道脇にはダイコンソウ、アキノタムソウ、ミズタマソウ等の花が見られた。どちらかと言うと日陰植物が多く、サツマイナモリ、ウワバミソウ、
サンショウソウ、ハエドクソウの株が目に付く。特に今まで見たことのないようなサツマイナモリの大群落があり、花時はさぞや見事であろう。
静かな谷にダンプカーが砂防ダム工事の土砂を運んで、道脇の草花はドロだらけ。工事現場を見ると山の法面を削り大掛かりな砂防ダム工事をしていた。
殆ど土石流の恐れのない清流を壊して、必要のない無駄な工事をしていた。こんな光景があちこちで見られるがなんとかならないものか。
越ケ滝キャンプ場を通りカラ滝へ。同年配の方が散歩に来ていて雑談、退職後の趣味の話などをした。山野草兼山登り、渓流釣、家庭菜園、パソコン等が趣味だというと多いのに驚いていた。
カラ滝からいつもは左の谷だが、今日は右の谷を登った。途中からキコリ道になり、最初、黄色の古いテープがあったが途中からなくなった。
更に谷が分かれ左手の尾根伝いに進む。ナベワリが多数。ウワバミソウの大群生。キコリ道はなくなり心細い。古いキコリ道らしき跡に検討をつけて小枝を掻き分け
20分ほど進むと林道が見えてきてホットした。
林道の手前の明るい山道脇にノギランの大群生。100本ほどが道の両脇にならんでいた。
横尾あたりの林道にでて林道高山線を紀見峠に向かった。ヤマジノホトトギスの早咲き、タカサゴユリ、ヒキヨモギが咲き始めていた。