sanpo.no.33
12年5月7日(日)曇り 気温24℃
いわわきネイチャークラブに参加。
午前9時四季彩館に集合、いつものメンバーの他に2名が初参加。今回からUさんが用意をしてくれた名札を着用した。四季彩館職員の方は先月から1名欠員のため不参加。Dさんが体調不良で残ることになった。Uさんの今日のコースと行動予定の説明の後総勢8名でスタート。
急坂の道入り口でハナイカダがおもしろい蕾をつけていた。葉の上に小さな5mmほどの緑の点、いかだに見たて命名されたという。若葉は天ぷらにしたらたいへんおいしいとYさん。他にもコシアブラ、ハリギリ、タカノツメがおいしいとか。
急坂の道では、見落としそうなミヤマウグイスカグラが小さな赤いラッパ状の花をつけていた。
また待望のフデリンドウをUさんが見つけた。筆によく似ているのでこの名があるという。みんな交代で写真を撮る。
山頂付近では以下の9種類のスミレが確認できた。
Mさんが濃い紫色のスミレを見つけた。私のホームページに載せたらどうかとの推薦にカメラのシャッターを切った。
レンゲツツジの蕾が大きく膨らんで間もなく開花しそうだ。
センボンヤリ、咲き始めと盛期の花姿が似ても似つかぬ姿になる。さらに秋になると槍のような花姿に変身する。ここでは咲き始めと盛期の株が同時にみられた。Aさんの説明に一同納得した。
巻き道の林道工事予定地内に生えている大切な野草の移植をした。ササユリ、ナルコユリ、シュンラン等。そしてそれぞれ用意した水をやる。元気で育ってくれるように。
いわわきの道ではジロボウエンゴサク、タニギキョウ、チゴユリ、ユキザサ等が群落となって見られた。
ギンリョウソウが道ばたに頭を出しているのを見つけたUさん。またAさんがツガの大木の根元でトンボソウではないかと思われる株をみつけた。
初参加の野鳥の専門家であるSさん。今日一日で24,5羽の野鳥を確認したとか。私の記憶で5羽程度だが、大したものだ。
四季彩館に戻ってSさんから果物や厚い紅茶のサービスを受けた。帰りの四季彩館下で
白いムラサキケマン?を見た。雨がぽつりぽつりとあたり出した。一日よく持ってくれた。今日一日で約50種類の野草と15種類の木の花を確認できた。一人ではなかなかこうはいかない。
最後に。ゴミ袋と火バサミを用意し今日は自発的にゴミ拾いをしながら登ったが、キャンプ場付近の捨てられたゴミの山には怒りを覚えた。
もっと山のマナーを守って欲しい。ゴミを捨てて帰るのなら山には来るな。来る資格のない人だと言いたい。