大普賢岳 1780m

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sanpo.no.328
17年5月8日(火)晴れ 気温18℃

大普賢岳  参加者36名
コース:8:25大和上市駅→9:30(タクシー)9:40和佐又ヒュッテ→12:10大普賢岳→阿弥陀ケ森分岐→伯母谷覗→上谷分岐→17:30大迫民家→(タクシー)18:20大和上市駅18:42 


 近畿百名山に登る82回は荒々しい山容で知られる大普賢岳。この山へは4回目だが大迫へ下るコースは初めて。また来るときがいつも紅葉シーズンだった為、野草がなく、今回はどんな草花が見られるかが楽しみだ。

 花では期待のシャクナゲはまだ蕾硬く、1〜2週間先のようである。鉄梯子の下のイワカガミもまだまだ。そのかわり、可愛いワチガイソウ、ヒメイチゲがあちこちに見られた。

 上に登るに従ってヒメイチゲが広がっていた。山頂付近は谷間に雪渓が残りマンサクの花がようやく終了し、木々の芽吹きが始まりつつある。山頂はうす曇で展望はまずまず、山座同定に話もはずむ。


 山頂で展望を楽しんだあと、女人結界のある阿弥陀ケ森分岐から伯母谷覗へ。ここから見渡す景色は素晴らしく、今朝方登って来た日本岳、小普賢岳、大普賢岳の荒々しい展望と、深く切れ込んだ谷底から春の芽吹きが底は緑色、上の方はまだ茶色で山頂にかけての春が登って行く姿が認められた。上から紅葉が降る秋の紅葉シーズンは、最高の場所だろう。

伯母谷覗から 伯母谷覗から


 伯母谷覗からは伯母谷のキャンプ場を通り、上谷分岐に向け尾根伝いに下り大迫までの2時間余の長い長い下りであった。途中疲れて無言の中、野草の説明役。テイショウソウのたくさんの芽生えやマムシグサ、ヤブレガサ、バイケイソウ、ツクバネソウ、ミヤコアオイ、アカヤシオ等と初めて見るシダが続いた。

フジシダ。和歌山の山岳地で見られるシダで、イシカグマ科(フモトシダの仲間)で、大阪では高槻の地獄谷峠で記録のある珍しいシダです。(シダの師匠のTさんに問い合わせ)


 今日見た草花をご覧下さい。

エンレイソウ 延齢草 ユリ科

マムシグサ 蝮草 サトイモ科


ワチガイソウ 輪違草 ナデシコ科


オオカメノキ スイカズラ科
別名ムシカリ 大亀之木


ミヤマカタバミ 深山傍食 カタバミ科

ハルトラノオ 春虎の尾. タデ科 
ヒメイチゲ 姫一華. キンポウゲ科


ヒメイチゲ 姫一華. キンポウゲ科
イワカガミ 岩鏡 イワウメ科    


カニコウモリ 蟹蝙蝠、キク科
ボタンネコノメソウ?とワチガイソウ


ナガバタチツボスミレ 長葉立坪菫 スミレ科
○○スミレ アカヤシオ 赤八染 ツツジ科



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