御池岳 1247m

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sanpo.no.317
17年4月14日(木)晴れ 気温13℃

コース:JR新大阪駅バス→コグルミ谷登山口→カタクリ峠→御池岳→鈴北岳→鞍掛トンネル口→新大阪駅

 絶好の天気に恵まれ、鈴鹿の最高峰御池岳に登った。コグルミ谷ではヤマネコノメソウ、ハナネコノ、ホクリクネコノメソウのネコノメソウの花やミヤマカタバミ等の花がほころび始めた。登りの北斜面は残雪が多くフクジュソウがやっと芽を出したところで、並ぶようにバイケイソウが足元にところ狭しと芽生え始めた。御池岳山頂までにバイカオウレン、エンレイソウ、キクザキイチゲ、ミスミソウなどの野草を始めて見ることが出来大満足だった。
 また山頂から鈴北岳にかけての樹林や野原の中の歩行は自然が一杯で気分も最高だった。この付近は迷いやすいと地図にあったが、山道や踏み跡も殆どなく天気の悪い日、一人では危険なようだ。古い遭難の碑がそれを示していた。今日はリーダーの後について行くだけで楽だった。
 鈴北岳の山頂は見晴らしがよく、前に霊山岳、後ろに伊吹山が並び、遥か左手彼方の白銀の山は能郷白山のようだ。伊吹山の右手の彼方に見えた白銀の山はどこだろうか。
 鈴北岳の下り道ではカタクリが芽生え、シロモジ、クロモジ、ダンコウバイの花が見られた。鞍掛峠から下では薄紫色のキクザキイチゲやミノコバイモ、ヤマルリソウ、ジロボウエンゴサクが開花、トンネル出口付近ではたくさんフサザクラが咲き始めていた。
 今日は初めての御池岳で、また初めての数々の野草に会え、久々に仲間にも会え楽しい一日だった。

バイカオウレン 梅花黄蓮 キンポウゲ科 エンレイソウ 延齢草 ユリ科
ハナネコノメ  花猫の目 ユキノシタ科 ホクリクネコノメソウ 北陸猫の目草 ユキノシタ科
キクザキイチゲ 菊咲一華 キンポウゲ科 キクザキイチゲ 菊咲一華 キンポウゲ科
ミノコバイモ 美濃小貝母 ユリ科 ミスミソウ 三角草 キンポウゲ科
オニシバリ 鬼縛り ジンチョウゲ科 鈴北岳からの眺望
 

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