岩湧山


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sanpo.no.246
16年4月4日(日) 雨 気温2℃
自然観察会「いわわきネイチャークラブ」に参加

コース:四季彩館→いにしえの道→行者の道→展望台→いわわきの道→四季彩館
メンバー:9名(初参加 和泉市のMさん)

孫達が1週間ほど来ていたが帰るため途中まで送って行く。
今朝から雨が降り続くので今日の観察会は中止かなと思い、四季彩館に電話をするとたくさん参加しているという。
10時半ごろ到着し四季彩館で雨で待機中の一行に合流する。待機中はNさんを先生に植物生態学の勉強。いままで断片的に聞いてきたが系統的な説明で難しいながらなにか手掛かりを得たように思う。

雨が止まない中、雨合羽や雨用のズボンなど完全武装して出発する。今日は時間も少ないので行者の道からいわわきの道1周コース。
野草園付近ではシュンラン、カキドウシ、タチツボスミレ、タネツケバナ、クロモジ、アセビ、カンスゲ、ミヤマカンスゲが咲き、派手な紫色のオオアラセイトウが咲き始めた。 また雨のためミヤマカタバミの花は半開き。
いにしえの道を下る途中、花盛りを過ぎたシロバナショウジョウバカマが見られ、チャルメルソウやオオサンショウソウの蕾も膨らんできた。

行者の道は登りが急で疲れ、雨合羽で暑くて蒸せる。ここではナガバノモミジイチゴ、ツルシキミの雄花、アオキの雄花が開花、トウゴクサバノオが雨中で半開き。
水場付近はネコノメソウの楽園で一面に見られた。コガネネコノメソウ、タチネコノメソウが足の踏み場もないほどに茂り雨で元気が良い。その中に混じって葯が赤いヨゴレネコノメが皆の人気かしきりにシャッターを押す。
行者の道上部ではダンコウバイ、アブラチャン、ニワトコが開花。展望台からいわわきの道へ。

ヨゴレネコノメ


ニシノヤマタイミンガサの芽生え
ニシノヤマタイミンガサならぬ傘を差しての観察会

いわわきの道での人気はなんと言ってもコショウノキだろう。初めてこの木の名前を聞くとへーそんなものあるのと思う。コショウと言えば東南アジアを思い出すが。1週間もすればなくなりそうな少しくたびれた花が一行を待っていてくれた。 有難く匂いを嗅ぎカメラに収める。
いわわきの道から林道へ。今が盛りのシロバナショウジョウバカマが5〜6株見られた。また谷側にはキブシの花が簪のように垂れ下がっていた。


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