岩湧山


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sanpo.no.161
14年7月28日(日) 晴れ一時曇り 気温36℃

コース:滝畑〜岩湧山〜五つ辻〜千石谷〜滝畑

メンバー:3名

滝畑ダムの夕月橋に6時30分集合。
ヤブミョウガが白い可憐な花をつけだした。 ヒナタイノコズチとヒカゲイノコヅチの違いを話し合う。
ダイトレ滝畑の雑木林では、自然もののオニユリが開花。コオニユリの自然種は初めて。
暑い日差しのもと、だらだらとした長い坂道は足が重い。

杉の植林帯を過ぎ、雑木帯の緑のシャワーの中は足取りも軽い。
一面緑の草原に朱色鮮やかなコオニユリ、大きく黒いカラスアゲハが盛んに蜜を吸う。カメラを近づけても夢中で吸っている。
紫色のキキョウ、ピンク色のカワラナデシコも咲き乱れて山頂一帯は花の最盛期。

2年前神戸大学の研究生が見たというスズサイコのポイント、ススキの中に目を凝らすが今年も見つからない。
ススキの根元を棒切れでかき分けて、お目当てのオオナンバンギセルが間もなく見つかる。ここにも、あちらにも2〜5本が咲いている。
通りがかった登山者に教える。ススキなどに寄生するこの不思議な花に、みんながカメラを構える。
私はもっと大きな花がないか上方に進み、あっと息を呑んだ。50cm四方ぐらいの中に20本ほどのオオナンバンギセルが乱舞しているではないか。
これほど見事なのは初めて、最盛期の今日、出会えて本当に幸運だった。



索道場で昼食後、山頂へ。ススキの中でワレモコウの株が大きくなってきた。ワレモコウ保護のためススキを少し、はさみでカットした。

五つ辻から千石谷へ。ヤハズアジサイは咲き終わっていた。
相互林業の林が新聞で見たとおり、河内長野市の所有林と表示が代わっていた。。
6/27の報道によると、「296ヘクタールの杉、ヒノキの植林帯を6千万円で購入、滝畑地区の簡易水道の水源を守るため、できるだけブナやケヤキの広葉樹を植えて水源涵養」とあったが、地方公共団体が山林を買うのは珍しいこと、自然保護の面からも良いことと思う。
オオキツネノカミソリが緑の中に鮮やかに咲いていた。キツリフネなども。

岩の上に、めったに咲いたときにめぐり合わないキハギが咲いていた。Uさん「今日はついている。」
先週コアジサイに似た木を見つけたが、今日は花がなくUさん、「ちょっと分からない。来年のお楽しみ」と言う。
河原に下りて、昼の残りご飯をおやつにする。タオルを冷たい川の水につけ、顔をぬぐう気持ち良さ。
千石谷もほぼ最後の岸壁でイワタバコが咲き出した。これから2〜3週間は見ごろと思う。
                        

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