滝畑ダムの夕月橋に6時30分集合。 ヤブミョウガが白い可憐な花をつけだした。 ヒナタイノコズチとヒカゲイノコヅチの違いを話し合う。 ダイトレ滝畑の雑木林では、自然もののオニユリが開花。コオニユリの自然種は初めて。 暑い日差しのもと、だらだらとした長い坂道は足が重い。 杉の植林帯を過ぎ、雑木帯の緑のシャワーの中は足取りも軽い。 |
一面緑の草原に朱色鮮やかなコオニユリ、大きく黒いカラスアゲハが盛んに蜜を吸う。カメラを近づけても夢中で吸っている。 紫色のキキョウ、ピンク色のカワラナデシコも咲き乱れて山頂一帯は花の最盛期。 2年前神戸大学の研究生が見たというスズサイコのポイント、ススキの中に目を凝らすが今年も見つからない。 |
ススキの根元を棒切れでかき分けて、お目当てのオオナンバンギセルが間もなく見つかる。ここにも、あちらにも2〜5本が咲いている。 通りがかった登山者に教える。ススキなどに寄生するこの不思議な花に、みんながカメラを構える。 私はもっと大きな花がないか上方に進み、あっと息を呑んだ。50cm四方ぐらいの中に20本ほどのオオナンバンギセルが乱舞しているではないか。 これほど見事なのは初めて、最盛期の今日、出会えて本当に幸運だった。 |
| 索道場で昼食後、山頂へ。ススキの中でワレモコウの株が大きくなってきた。ワレモコウ保護のためススキを少し、はさみでカットした。 五つ辻から千石谷へ。ヤハズアジサイは咲き終わっていた。 相互林業の林が新聞で見たとおり、河内長野市の所有林と表示が代わっていた。。 6/27の報道によると、「296ヘクタールの杉、ヒノキの植林帯を6千万円で購入、滝畑地区の簡易水道の水源を守るため、できるだけブナやケヤキの広葉樹を植えて水源涵養」とあったが、地方公共団体が山林を買うのは珍しいこと、自然保護の面からも良いことと思う。 |
オオキツネノカミソリが緑の中に鮮やかに咲いていた。キツリフネなども。 |
岩の上に、めったに咲いたときにめぐり合わないキハギが咲いていた。Uさん「今日はついている。」 |
先週コアジサイに似た木を見つけたが、今日は花がなくUさん、「ちょっと分からない。来年のお楽しみ」と言う。 河原に下りて、昼の残りご飯をおやつにする。タオルを冷たい川の水につけ、顔をぬぐう気持ち良さ。 千石谷もほぼ最後の岸壁でイワタバコが咲き出した。これから2〜3週間は見ごろと思う。 |