南葛城山

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南葛城山 922m

sanpo.no.133
14年3月2日(土) 晴 気温10℃

コース:滝畑ダム→中ノ茶屋橋→ゴヘ谷→鉄塔71→ノゾキ平→南葛城山→千石谷大滝→滝畑ダム

メンバー:2名

Hさんの車に同乗させて頂き、滝畑ダム駐車場へ。スタートは午前10時。通りすがりの滝畑の西ノ村には、今でもわら葺屋根が健在。槙尾山登山口を過ぎ、滝畑ダムサイト駐車場横にある岩湧山登山口を左に見て蔵王谷へ。

後光滝谷分岐の林道入口に産業廃棄物のゴミが、4トン車1台分ぐらい放置していた。お互いに憤慨しながらカメラに撮る。
途中の道路脇にはヤマアイやヤマルリソウが咲き始めていた。

のんびりとした散策で今日の南葛城山への取りつき、中ノ茶屋橋に到着が11時5分。
この中ノ茶屋橋からゴヘ谷へ向かい、間もなく谷筋との道に分かれるが尾根筋へ。急勾配の道が30分ほど続いて尾根へ、一息入れて尾根道を行くと分岐から鉄塔71へ。
急に千石谷から冷たい風が吹き上げて来て、寒いことこの上ない。地図にはここから展望良とあるが滝畑ダム方面は全くダメで、三国山方面が開けてよく見えた。実は滝畑ダムからこの鉄塔がよく見えるので、ここから滝畑ダムの眺望が良いのではと期待していたのだが。

鉄塔71からノゾキ平までの道は尾根伝いに山を登り切り、平らな植林帯と雑木帯との間を進む。ほとんど道らしい道ではなく、キコリ道のようで道に迷ったかなと不安を抱かされる。

ノゾキ平から危険なクレン谷の上方を通過したが、雪の多い先月は怖い怖いと言いながら通ったところ。雪がなければ、それほどでもない。
12時45分に野谷の分岐へ。ここは野谷の峰が南方に見える温かい日溜りの場所で格好の休憩所である。昼食を取り休憩。

ここからの痩せ尾根の山道は雑木を伐採している最中。明るく、サカモギ谷の頭ではかなり下方まで、ガレ場が続くのが見通せた。なぜ雑木の伐採をするのだろうか。秋の紅葉が見られなくなる。最も南葛城らしい、原始林のような野性味がなくなる。スギ、ヒノキの植林でもするのだろうか。スギ、ヒノキの植林をしても将来は、今たくさんあるような放置林とはならなければいいが。

サカモギ谷の頭付近

ササ原の手前で道が分岐。一本杉方面にとる。以前は歩きにくい倒木の多いところだったが、きれいに道の両脇のササが刈取られて歩きやすい。
一本杉の鏡の宿に着くと不動明王に参拝。ここから蔵王峠方面に5分ほど進んだ分岐を右へ。程なく南葛城山922mの山頂に到着。山頂からは全く展望がなく、大きな杉の木と熊笹が一面に広がる。
14時15分山頂出発し大滝へ向かう。朝の出発が遅ったので山頂周辺の散策も出来ない。一本杉から先ほどのササ原を戻る。植林の合間下方に大滝方面の下山路があり、池に面した斜面を通過。ここからの雑木は伐採され谷深く見渡せる。サカモギ谷の頭も迫力が少なくなった。

山の斜面の道を登り、尾根のササ原入口の大滝方面への分岐へ。ここは下から登ると道が3方に分かれるが、今日戻った道は下から見て右方向で一番無難な道。
先月、真っ直ぐササ原に進んで一本杉に出たが、ササに道が隠されて通り難い。

ここからは尾根道を大滝へ。4、5人のキコリがチエンソーで雑木の伐採作業中。
下山途中で何回も道を確かめながら、雑木帯から植林帯へ。15時35分千石谷到着。

この南葛城への取りつき道は川向こうにあり分かり難い。川原に降り見渡せば4mぐらいの丸太木があるが。
ここで道票を付けようと思ったが中止。理由は迷いやすい道であり、無責任には付けられない。 たくさん人が通るとゴミが捨てられ、自然破壊の恐れもある。一方地図に記載されているコースであり、始めてきた人のために、道標は必要だともいえるが。

千石谷の大滝を下に見て、滝畑駐車場到着は16時40分。距離もあったが一周出来おもしろかった。 行程が長いので、出発は早めにし、山頂ではゆっくりしたいと思う。


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