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朝、6時50分和佐又ヒュッテの若い奥さんがパジャマ姿で見送ってくれた。どんより曇った空で大普賢岳は見えない。
今日は8月に行く北アルプスの夏山山行の訓練と武やんの奥駆道未踏区間、大普賢岳〜阿弥陀ケ森及び私の奥駆道未踏区間、阿弥陀ケ森〜投地蔵辻を踏破を兼ねる。緒さんの投地蔵辻では中途半端だ、山上ケ岳まで行こうという提案に乗ることとなった。 |
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いつもながら一汗かくまでは苦しい。先頭の武やんに引っ張られる。
シタンの堀からは巨岩の下を進む。
大普賢岳は大峰の中でも際立って自然が美しいところである。
また、山水画を思わせる荒々しい絶壁の岩場を梯子、鎖の登山路が続く修行の道となっている。
久し振りの大普賢岳は他の大峰の山となぜか違っていいと思う。 |
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予定より大分早く2時間で大普賢岳に着いた。
途中はガスで見晴らしが悪かったが山頂では360度の大展望が楽しめた。鈴鹿の鎧、兜、大台、弥山、八経、山上ケ岳の向こうには金剛山。
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稲村ヶ岳から左にバリゴヤの展望 |
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大普賢岳周辺にはオシベが飛び出すナツノタムラソウが咲き始めていた。高さ10cmほどだが紫色がきれいな花だ。ここのは背が低い、大和葛城のは30cmもある。 |
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大きなアップダウンを繰り返し阿弥陀ケ峰に到着した。
柏木道からの参詣道に合流する地点で、ここからは山上ケ岳に向い女人禁制となっている。
武やん40年ぶりという。 |
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小笹ノ宿は規模の大きな行場となっていた。
水が隣に流れておりテント場も整備されている。 |
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山上ケ岳に向い投地蔵辻に着いた。
私も奥駆道未踏区間の阿弥陀ケ森〜投地蔵辻を踏破できた。
5年ほど前に矢納谷から投地蔵辻に登っている。 |
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山上ケ岳までは緩やかな登りである。
今は笹原となっているお花畑で昼食。
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目の前に稲村ヶ岳がその左奥に先ほど歩いた大普賢岳が見える。 |
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山上ケ岳山頂で 一等三角点 |
山上ケ岳の花 クガイソウ |
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山上ケ岳の花 アカバナ |
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帰りは来た道を引き返す。
大普賢岳付近から見た大台方面 |
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今日は昼食休憩を除けて往復8時間20分の歩行だった。まずまずの調子で歩けた。ちなみに地図では9時間35分となっている。
この分なら夏山も大丈夫だろう。 |
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