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右端 卯月山 左斧山 左下は折立集落 玉置山下山路より
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河内長野市三日市町から十津川村折戸までは5年前まで3時間ほどかかっていた記憶があるが、道路改修工事のおかげか2時間15分ほどで着いた。
南都銀行折立支店の駐車場に車を止めさせてもらい準備する。取付きが分からず、地元の方が一斉道の草刈・掃除をやっていたので卯月山を尋ねるが、隣の山の斧のように切立つ斧山(いよやま)はよく知っていたが出会う方殆どが知らなかった。
それでも何人目の方から花折峠から玉置山に向かう古道を教えて貰う。
写真は折立集落と十津川 この間の台風6号の影響で川は濁っていた。
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玉置神社に向かう古道の入口
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しばらく行くと中谷ノ滝が迫力のあるしぶきを上げていた。
柵をつかんで水流を跨ぐ。
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道の掃除をやっていた地元の人が帰ってくるのに出会った。
しばらく登ると坂地蔵という地蔵を掃除している方に会い色々教わる。
昔は玉置神社まで4班に分かれ掃除をしていたが今はここまでと言う。
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玉置神社まで車道がついて歩くもの好きな人もいないのか古道はあれ放題。時には道を見失うほどだ。 |
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1時間ほど歩いた山中に突如古い30軒ほどの屋敷跡。 明治時代に大水害に会い北海道の新十津川村に集団移転した集落跡かも知れない。
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高滝辻という鞍部から折返し緩やかな坂道を約20分で卯月山942mに着く。高滝辻からは訪れる登山者も多いのか道はしっかり踏み固められていた。
山頂にはこの山の由来となった看板がかけられていた。
卯月山とは折立集落より中秋の名月がこの山頂より出るため(卯の方角)真東に当たることから、この名が生まれた説もある。 |
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卯月山からは花折峠分岐から林道に出て1時間余りで玉置山1076mだ。
玉置山は別名沖見岳と呼ばれ晴れた日には太平洋の熊野灘が見えるが今日はどんより曇ってダメ。 |
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玉置神社に参拝する。
車で来た人が多い。
宿泊所のおばさんがいたら挨拶するつもりだったが・・・。
5年前泊ったとき、弁当を頼み朝ご飯を4時にして欲しいと頼んだら「エー」と言ったが黙って作ってくれた。 |
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樹齢3000年といわれる杉の巨木「神代杉」。
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帰りはうんざりするほど長い下り、再三林道を横切る。 |
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ネコ又ノ滝 |
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山の最後にいいものを見た。
写真を撮って帰り調べると、紀伊半島と高知県に産し、環境省準絶滅危惧種のシチョウゲ(紫丁花)と分かった。非常に珍しいものだ。
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