HOME


天女花を求めて求めて
大峰  
弥山1895m〜八経1915m〜明星ケ岳1894m 

sanpo.no.974  23年7月9日(日) 晴れ    
トンネル西口7:10〜8:15奥駆道出合8:20〜9:10聖宝ノ宿跡〜10:00弥山〜10:44八経ケ岳11:11〜11:27明星ケ岳 ピストン 14:35





この時期になると大峰の山と言えば弥山・八経が外せない。天女の花と呼ばれる国の天然記念物であるオオヤマレンゲが待っている。登山口の駐車場は午前7時過ぎというのに満車になり、70台程の車が道脇に延々と駐車していた。さすがに百名山、地元はもちろんだが土浦、長岡、島根、三重、神戸等の車が押しかける。




我が昔青年一行3名は5時に河内長野市三日市町を出発、奈良県五条から国道168号線を走り西吉野・ 宗川野から洞川に向う道路に行ったとたん工事全面通行止。
彦やんの考えでまた168号線に戻り、十津川方面に走り、猿谷ダム阪本から川合に向う。この間30分ほどロスをしたようだ。



トンネル西口の駐車場を7時過ぎに出発し、木の橋を渡り左折して沢コースを奥駆道に向かう。
新緑と小川の流れ、小鳥のさえずりを聞こえる素晴らしい散歩道だ。間もなく激しい水の音がして無名滝が現れカメラポイントだ。
カメラが見当たらないと彦やん、リックを探すが充電した後忘れたようだ。

道は急登の本道に比べてジグザグの折り返しが続き緩やか。誰も着いて来ない。


奥駆道出合


本道に合流するあたりで囲炉裏のバンダナを着けた一行3名に追いつく。
囲炉裏こまくささん等の一行が栃尾辻の古道から来られるそうだ。 聞けばショウキランが咲いていたとか。
気がつかなかった。場所を教えて貰うと倒木で迂回したところで我々は通っていなかったので帰りの楽しみとする。

奥駆道出合の栂の大木を見上げるとヤシャビシャクは元気だった。たくさんの人が休んでいた。



こずえの間から大普賢岳

ここから緩やかな尾根のアップダウン。新緑の素晴らしい散歩道が続く。
弁天ノ森も休憩ポイント。この付近は日本庭園のようで特によい。



一昨年見たショウキランを探すが見当たらない。
キソチドリを撮している方に合い代わって撮すがデジカメでピントが合わない。



聖宝ノ宿跡からは急な登りとなるので小休止。
階段の登りは特に辛い。日頃の運動不足が出て足が重い。
途中の折返しの眺望ポイントで皆が休んでいる。我々も茶を飲む。
遠くから見るとなぜか元気づけられる山ガール。
近づくと山ガールまがいのおばさんが・・



弥山小屋前はたくさんの人出。
八経までの下りは休憩になるから通過。
間もなく
網の扉を開けてオオヤマレンゲ保護地域に入る。
久しぶりに大峰の天女花にあう。大分時期を過ぎていたが蕾も多い。
多くの人がカメラを構えて度々通行出来ない。
この柵内は他の植物も多い。シギンカラマツ、アマドコロ、マイズルソウ、ハリブキ、ミヤマモミジイチゴ、カニコウモリ等々。




柵を過ぎて岩場の登りの向こうの崖に白い花が。緒さんによるとコメツツジらしい。



八経ケ岳頂上は満員。早速バンダナショット。





八経ケ岳

稲村ヶ岳、大普賢岳、大台、釈迦ヶ岳等の展望を楽しむ。
雷雲が近づき気になるが明星ケ岳をピストン。
アップダウンも緩やかで30分もあれば往復できた。




八経ケ岳



弥山小屋



弁天ノ森から稲村ケ岳

帰りは トンネル西口付近で雷鳴がきつくなりポロポロと雨粒。
沢コースの下の方で腸に響く雷鳴,
奥駆道の上は大分降っているだろう。
ショウキランは間もなく見つかり苦労しながら撮影したがものにならなかった。





橋のたもとの清流で汗を洗いスカっとしゴール。



その他見た花等  間違いあればご指摘下さい。
ツクバネソウ ナナカマド
コナスビ マイズルソウ
ハリブキ ミヤマモミジイチゴ
ヒメシャラ アマドコロ
バイケイソウ シギンカラマツ
ツルアジサイ トリアシショウマ?



 


inserted by FC2 system