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車はR169を新宮方面に走り、川上村役場から約3分、白屋橋を左折して白屋地区に入る。橋を渡り終える寸前通行止めの柵が目にはいり、一瞬ドキリとしたが柵は山側に開けられていた。移転の終えた道路を上がり空き地に駐車する。コンクリの道を歩いて行くと左手の小高いところに墓地が見えたが、まだ移転していない。
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仲間2人は墓地のところから入り、尾根を直登するがやがてコンクリ道に出る。NTTドコモ、簡易水道設備を過ぎて地道になると、小さな石窟の不動明王がでてくる。
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アケボノソウ
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オオルリソウ
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山側が崩れて道を埋めているところを乗り越えて行くと尾根になり林道がなくなる。
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古いテープがある斜面を這い上がり植林の尾根に乗る。
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踏み跡のない登山道でところどころ古いテープがある。
やがて作業小屋に着く。地図で見ると白倉辻だ。奈良交通の標識はまっすぐ行くと三尾をさしている。白屋地区が通行止めの時は三尾から登る手もあったのだ。今朝ほど合った神戸NOの車の1人が追いついてきた。 |
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白倉辻を右折してまた暗い植林帯を黙々と登る。こまさんが松の枯れ木に生えたナメタケ風のキノコをとる。ぬめりが少なくナメタケと違うようだ。
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川上中学の標識があちらこちらに出てくる。植林帯を過ぎるとカヤ原になり、明るくなる。
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時々違う方向に突込み引き返す。カヤを刈取れば道らしくなるがよく滑る、ズルズル道である。カヤの中にところどころ標識がでてくる。
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カヤで道が不明瞭になる。武やんが鎌で刈進むのについて行く。
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ふり返れば眼下に大滝ダムや、遥か向こうに金剛山が見える。
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途中でカヤ刈を交代し、尾根左に続く踏み跡をたどると、途中からなくなり広い尾根の中央を登る。幸い足元は50cm前後の潅木、草原で見通しはよい。再びふり返ればますます展望がよい。近くの高原山、大所山、山上ケ岳が一望できる。
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やがて尾根道に突き当たり、植林帯に入る。神戸NOがつかず離れずついてくる。
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急な登りになりヤレヤレ着いたかと思ったらニセピークだった。シャクナゲ交じりの自然林がでてきて小さなアップダウンがあり、やがて小高い山頂に到着した。 |
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狭い山頂ながら南、西方面が空いておりまずまずの眺望。御所からきた親子と小学生の兄弟が休んでいた。時々大峰の山に登っている、大きくなっても山好きになるに違いない。神戸NOも到着した。近畿か関西の250名山を回っているという。 |
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昼食後、東にほんの少し下ったところの展望場所でしばらく眺望を楽しんだ。目の前に白鬚岳がデンと居座り、背後に大台ケ原の山なみ |
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右に山上ケ岳、大所山、勝負塚山等が展開する |
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また、樹間から秀麗な高見山がひときわ美しくかつ、気持ち良さそうにそびえていた。
崖の上の大きな木の幹に緑色の旗がひらめく。なんだろうか。彦やんのいう川上中学の校旗だろう。学校から望遠鏡で見えるに違いない。帰りはもとの道を下った。 |
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山道は低潅木原付近から少し尾根左を下り、途中から直進と右にテープがはられていたが、右に尾根をまきカヤ原に突込み、今朝来た道に合流した。ということは登りで尾根を左に巻いたのは誤りで、右に巻くべきだった。また直下の杉林の登りで分岐した道があったが、川上中学の表示通り左に進んだのは誤りで、右に行きべきだったかも知れない。なにしろ川上中学の標識も5年前の古いものであった。
白倉辻から植林帯を下り、途中から谷筋を降りると林道が見えてきた。山側が崩れて道を埋めているところに、古いハシゴが見つかった。これが探していた道から登山道に入るハシゴであろう。間もなく不動明王のところに出て、舗装路になった。
今度、来るときは簡易水道設備のところまで車で乗り入れるのが近道だろう。取付は不動明王のすぐ先の土砂くずれ場だ。ただ、白屋地区入口の柵が再び閉じられるかも知れない。 |
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