HOME    





 
金剛山系 大日岳 1094m 

sanpo.no.913  22年9月5日(日) 快晴  メンバー3  


コースタイム:水越峠トイレ〜林道石ブテ線終点〜石ブテ西谷〜大日岳〜社務所上〜大日岳〜石ブテ尾根〜丸滝谷西尾根〜鉄板〜水越峠トイレ




連日の猛暑の中、彦ヤンの誘いに、こまねずみさんと3人で石ブテ西谷〜大日岳にダイレクトに登ることになった。
水越トンネルの大阪側のトンネル手前で旧道に入り直ぐのトイレの近くに駐車。早速、沢支度をして林道を遡る。直ぐに沢に入ってもよさそうだが、林道終点で入渓した。これまでに2つの面白い滝が見えたから次回からは直ぐに沢に入ろうと思う。
沢はやや狭いところもある

鍋の目印 クリンソウもある


倒木帯
小滝が次々に現れ、すべて直登可能である。古いワイヤーに加え、最近真新しいトラロープが設置されて、初心者でも安心して登れるようになっていた。小1時間ほどの沢登りが楽しめて杉の美林に入る。 最後のアリ地獄は急登でトラロープがないと登れないほど。


緩やかな登りで林床は薮もなく、静かな散歩道と言った感じである。人の声が聞こえた。向こうの明るい尾根らしきところに登山者の姿が。地図を見るとセト道のそばの谷を並行して遡っているようだ。ところどころ左右に踏み跡があるが、本流に沿って最後まで詰める。


登りきった笹原を踏み跡を左にとると、大日岳直下約30mの階段に飛び出した。こまさんは右にとると直ぐに作業道にでて、大日岳を少し過ぎた道路と合流した。 こまさんが沢装束を外すと言うが、格好をつけたらと思いとどませるとともに私たちもそのままの姿で登った。山頂広場での休憩時、大勢の登山者から大いに注目を浴びることとなった。
丸滝谷の入口で




帰路は彦ヤンの提案で丸滝谷入口に下る最短ルートがあると言うので、興味を持ちながら従った。石ブテ尾根から派生した尾根に入り、激しい下りを急降下。彦ヤンの持参した20mザイルを出し、ブルージックを試してみた。初心者の時覚え最近使わなくなったが、忘れてしまいコマさんの助けがなければできなかった。基本中の基本で、ザイルで登る時も下るときも使用できイザというときに他の器具がなくても間に合う。


この尾根の下りに分岐点はやや慎重を要するところがあるが、水の流れが聞こえ出して間もなく丸滝谷の鉄板のそばに出た。今日のルートは金剛山の魅力を一層高めるものだろう。



 


inserted by FC2 system