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金剛山系 白雲岳985m 

sanpo.no.912  22年9月2日(木) 快晴  メンバー3  


コースタイム:高天彦神社〜高天谷〜ダイトレ〜白雲岳〜高天彦神社








今日の参加者は彦やんが急遽検査とかで不参加、ジュースさんとこまねずみさんと私の3人。 水越トンネルを抜け奈良県に入り、白雲岳を御神体とする御所市の高天彦神社駐車場に着く。もう金剛山を目指す数台の車がとまっている。高天彦神社に一礼して高天谷に向かう。
10分程で最初の高天滝前の小屋に着く。3人とも今年初めての沢であり、又連日の35度を超す猛暑が続き、早く水に飛び込みたくなる。 5mほどの高天滝は登れそうもなく、滝の左岸の崖をトラロープを掴んで這い上がる。崖にはイワタバコが咲く。

写真左が高天滝
次いで大きな堰堤を右岸からワイヤーを掴んで巻く。
しばらく遡行すると5、6mの滝が現れるが、これも直登出来そうもなく、左岸のよく滑る山腹を潅木を掴みながら這い上がる。
大崩落地では暗い枯れ木の下を潜る。 大崩落地
秋桐の花が咲き始めていた。
ジュースさんがロープで確保してくれる。
こまねずみさんがぬれねずみになって登る。
折角ロープで確保してくれたから滝心を登ろうと思ったが、申し訳ないが冷たくて止めた。
結構水量があり楽しめた。
このナメ滝も左から巻いた。
その後はたくさんの滝を登り二股に着く。

二股に荷物を置いて、左股の大きな連瀑帯を登る。
ここは水量が少ないがよく滑り緊張した。
だが特製の草鞋は急な斜面でもよく踏ん張れたように思う。

下りは右岸から山腹の急斜面を30mザイルに10mザイルをつなぎ、2ピッチで滝下に懸垂下降した。

写真12,3mの滝









二股に戻り右股を遡行。素晴らしくスケールの大きいナメ滝に息を飲む。
ナメ滝が200mほど続いているのだ。


このナメ滝をフーフー言いながら登ると後は水脈が消え、急斜面の急登が延々と続き次第に踏み跡も薄くなる。左手に伸びる踏み跡を辿り郵便道の階段に出て、間もなくダイトレだった。



本来は白雲岳の近くに登りたかったが、踏み跡を追って来たら郵便道の上部に出てしまった。ダイトレを水越峠方面に下りサネ尾分岐で休憩中食。濡れねずみになったこまねずみさんが寒い寒いといい着替えをしだした。



白雲岳から高天彦神社に向う。道にところどころテープが付いており迷うことはないが、とにかく荒れ放題である。道は深い谷になり倒木で行く手をさえぎられることしばしば。こまさん「二度とこの道は通りたくない」。とにかく稲穂が色づく田園風景が見えてきてホッとする。間もなく出発の高天彦神に戻った。





 


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