岩湧山


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sanpo.no.91
13年7月1日(日) 晴れ。 気温33℃

いわわきネイチャークラブに参加

メールで知り合ったOさんに、始めて出会った
第6駐車場を過ぎ、林道の坂道を自転車を押して行く姿、こちらはミニバイク、お互いに兼ねてメールで容姿を伝えていたので、声を掛け合い直ぐに相手が誰であるか確認出来た。
メールで受けた印象と大きく違っていた。背が高く大男、精悍そうで、この人が、電車バスにも乗れない病気とは信じられなかった。
今朝、メールを貰った内容は「午前2時ごろ大雨で目が覚めた、一休みし午前4時に自転車で出発する」とあったが、大阪市の長居からここまで、3時間40分かかっている計算だ。
汗びっしょりで疲れたことだろう。

早朝の8時、四季彩館に有志のものが寄って、貴重植物の草刈防止、目印用の竹杭の加工をした。
1.5mほどの長さのもの100本ほど。8月ごろ、この竹杭を立てる作業をする。前回、初参加のAさん夫婦も参加。

9時にNクラブ参加者が集まった。
新参加者は、メールで知りあったOさんに、女性のSさんの2人。
全員で11人、それぞれ自己紹介をした。前回参加の男性のSさん、今日は用事で忙しいのか不参加であった。名簿にサインし、しおりを受け取る。名札を着用する。Uさんから今日の予定の説明があり出発。

四季彩館前の植え込みで、早くも、ヘクソカズラの花。階段では、ルーペで見ると、葉の黒点が目立つオトギリソウの花。 「この黒点がないのがサワオトギリ」とUさんの説明。ヤマトウバナとトウバナの違いの説明。見る花一つ一つ説明して行く。シオデの雌花が開花し、交代でカメラに撮影。
出発後の岩湧寺の下での光景である。
なかなか前に進まない。Dさんが前から「時間だよう」と叫んで進行を促す。

アカショウマ

いわわきの道で目だったアカショウマの花。今年は雨が少ない為か、ギンリョウソウが見当たらない。
杉林には、花の色の白く薄れたササユリが一輪。咲き始めはピンク色で、良い臭いがするのだが。
ウスノ木の真っ赤な実。チューリップの花のような形が可愛らしい。
ヤマアジサイが見頃。イチヤクソウはほとんど落花。オオバノトンボソウも咲き残りが少々。

Aさんと食べて見た、ヤマザンショウの実。しばらくすると、舌や唇がびんびん痺れる。あわてて水筒の水を飲む。スノキの葉を食べ、酸っぱいスノキと覚えて貰う。

こんなことをしながら登る。

途中の巻き道で昼食。山頂には1時30分ごろ到着した。
カヤ場の入口付近のササユリが殆ど見当たらない。林道工事と盗採りの影響のようだ。
それでも、良かったのは、青々としたススキの原には、ササユリの白い花があちこちで見られたこと。
虎の尾っぽのような、オカトラノオが咲き始めた。
ワレモコウが大きく成長した。葉っぱの臭いを交代で嗅ぐ。特有のスイカの臭いがした。


写真:ケンポナシの花を調べる。

帰りの急坂の道でAさんが発見した、ブナの木を皆で確認。10本近くあると言う。近くに生えるイヌブナとの違いを見比べる。
今日のペースは速く、四季彩館に戻ったのは午後3時20分頃。
しばらく休憩後、ミーティングをし4時20分ごろ散会。

ミーティングの内容
今日見た主な花。有志による貴重植物の草刈防止の作業の予定。上横手さんの環境保全の運動につて。Dさんに花の本の注文。

(メンバー:11名)





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