岩湧山


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sanpo.no.88
13年6月3日(日) 晴れ。 気温29℃

いわわきネイチャークラブ(自然観察会)に参加

Uさん、ミニコミ紙に自然観察会の仲間募集の広告の結果、若いSさんとAさん夫妻の3名が初参加。総勢9名。
スタート前、自己紹介。今日は6月初めの日曜日、全国的に?清掃登山の日?であるというので四季彩館よりゴミ袋と火バサミを用意してもらい、初参加の方にも手渡し協力依頼。リーダーのUさんから今日の予定の説明後、いつもの通り岩湧寺の下よりいわわきの道に向かう。

途中草花を見つけては、Uさんが初参加の3名に丁寧に説明。MさんやA`さんがどんどん先を行くのが気になる。初参加の方をうまく誘導しないと、次回から不参加の恐れがある。出来る限り私も説明に加わり、解らなくなるとMさんやA`さんを呼び説明して貰った。

まず、野草類に興味を持って貰うように主眼をおいた。ハナイカダの命名やユーモラスな花や実の着き方や、ニガナとハナニガナの違いなど実際の草花を示しての説明。

ウリノキが咲き始めた。ウワバミソウもやっと開花した。ナルコユリやミヤマナルコユリが見頃となった。ウメガサソウはまだつぼみ。2mmぐらいの小さな花はヤマムグラというUさん。

展望台ではサワグルミの大木の向の緑色の房状に見える花はと?Mさん。なかなか解らなかったが後でオオバアサガラと判明。ダイトレに進んで植林帯ではオオバノトンボソウが群生し夏の頃咲く花が楽しみだ。


巻き道に進んでいつもの雑木林のところで昼食タイム。予定より30分遅れの12時30分。

山頂カヤ原にはササユリのツボミが多数。それでも去年より少ないように思う。上から降りてくる大阪労山?のメンバーがゴミを一杯、袋に詰めている。ご苦労さんと声を掛ける。

山頂では、ニガナ、ハナニガナ、ホコバスミレ、ツボスミレの花が見られた。フナバラソウは大きく成長したが、花は見られなかった。 クリの葉とコナラの葉の違いを相談していたが、私が小さいころから見ているので、クリの葉だと本能的に解ると言うと、Mさん曰く、それでは人に説明できない。なるほど。 植物保護の標語の立て札にまた卑猥な落書きをされた。先月、カンナで削り落したが。同じ筆跡で同一人物らしい。ことしもワレモコウの株が大きくなってきた。

急坂の道では岩湧山で始めて、A‘さんが発見したブナの木を皆に紹介。新葉に残る冬芽が特徴。近くにあるイヌブナとの違いを確認。

とうとうヒトツボクロの花に合えた。いつ咲くか見守っていたが。葉は1個で裏面が紫褐色が特徴。

 

さらに下って、ピンク色のイナモリソウが咲き出した

岩湧寺下の花壇にはバイカウツギが大きな花をつけていた。予定より1時間遅れの午後4時に四季彩館に戻った。
Dさんが来ていた。野草の名札用の竹を加工のために。少し痩せたようである。初参加の手前もありそれぞれ持ちかえっての加工は中止し、次回の1時間前の8時に有志が集合し、加工することになった。
また、レンゲツツジの移植は6月中旬か、来年2月ごろにすることを話い午後5時頃解散。
本日の初参加者が続いて来てくれるか心配。常連者だけでしゃべらず、皆が気を配る必要がある。 帰りの駐車場脇にはテイカカヅラとキキョウソウが咲き始めた。

林道脇のシライトソウが帰りを見送ってくれた。

岩湧山の環境破壊問題については、Uさんの作成したシオリに詳しく書かれており、時間の関係で次回に話し合うことになった。本日は誰もこの問題を口に出さなかった。




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