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大峰 武士ケ峰〜高城山〜天狗倉山 1014m 1111m 1061m
sanpo.no.850 21年10月29日(木) 曇り メンバー3 

コースタイム:7:52西吉野・川股〜9:53塩野三角点〜10:51武士ケ峰〜12:00高城山12:37〜13:33天狗倉山〜15:28西吉野勢井・願成寺




 




五条市から国道168号線・西吉野町立川渡より川合へ抜ける道は大峰山登山の道としてよく利用している。

武士ケ峰・天狗倉山方面の登山は川合から九尾ダム方面から登っていたが、いわゆる南面からの登山が多かったが

ショウタンさんのHPを見て、これらの山に登るのに川合まで行かずに、いつも通る北面から登ることができ、

しかも1周しているのに刺激され今日の出発となった。







川股バス停のそばから橋を渡った右の山が取り付き。
この取り付き場所に余地があり車を置く。
もう1台の車は下山口の願成寺下にデポしてきた。
古い踏み跡が右に水平に伸びるが尾根に登る。いきなりの道なき急登に息が上がる。
いきなり眼前に八幡神社が現れた。この神社の左下に階段の参詣道があった。多分この下の先の村から上がる道だろう。ということは取り付きはこの道だったのだろう。 そして四等三角点を通過
間伐をしている方に会った。申し訳なさそうに間伐の木が散乱しているからと言われた。間伐帯は長かった。
ここから間伐の倒された木をあちこち避けたり、越えながら登る。
ようやく平坦地になると、間伐もなくなり歩きやすくなり、右の尾根に合流し古道がはっきりしてくる。
尾根が細くなった先を登ると最高点のピーク842mである。
大きな松が目印となる。
古道を下ると道がなくなるが鞍部から尾根を目指して登ると、古道が横切っている。この古道は地図に載っている。
古道を左に行くと林道に出るが、真っ直ぐ急登を登り、塩野三等三角点に着く。
ショウタンさんが間違った尾根に行かず三角点から少し戻ると
右に緩い尾根が出てきて下って行くと林道にでた。彼がHPで道間違いを書き丁寧にルートを示してくれたのでスムースだった。有難う。
林道の看板
矢ハズ峠から見た高城山 林道上の狭い尾根道から外れて武士ケ峰方面に向かう。
手入れしなければここも数年で藪になり通過できなくなろう。
ウリハザカエデがたくさん生え紅葉していた。 武士ケ峰北峰 1014m
武士ケ峰から見ると今朝から登ってきたルートがよく分かる。 尾根山道は林道に削られており、一旦右の山から林道に下り左手の山に登り高城山に向かう。
高城山までピークが7個もありヘロヘロになりながらようやくたどり着く。山道は通る人が少ない為、踏み固められてなく、よく滑り足にくる。 天狗倉山までも5つのピークがあり疲れも更に増す。
天狗倉山からはずっと下りで伐採地と林道が現れる。
林道には踏み込まず、左、左の尾根に下って行く。
この付近の道はテープがなくまぎわらしい。
扇形山の尾根が右から合流して、こちらの尾根と交わるあたりが捻持峠だろうか。扇形山の尾根に登らず古道は左の山腹を巻いている。この古道に潅木が生えて分かり難かった。念の為、私がもう少し上方に行くと赤いテープが表れた。左に流れる尾根道を下ると古道に合流した。
消えかけた古道に、ところどころ黄色いテープがでてきた。 前方に見えるのは今朝登ってきた山だろう。
境界の大きな松が続く。下るにつれてブッシュで古道を見失う事が多い。広い尾根が出てきて2つに分かれる。どちらか迷うが磁石の針通り右に下るが、間伐の古い木が散乱し藪。一時道を迷うが、古道を見つける。 願成寺の屋根が見えてきてやれやれだ。
願成寺前にはイノシシ避けの柵がある。 願成寺下で橋を渡ったバス停より写す。


 今日のコースは急なアップダウンが多く、また、古道で踏み固められてなく足元がよく滑り激しく体力を消耗した。さしたる道案内もなくちょっと油断すると迷い易く、度々地図とコンパスで確認した。ショウタンさんのHPの道案内が百万力となったのは言うまでもないが、そうした予備知識があっても、夏の間にブッシュになったり、倒木があったりして迷い易い。

 でもこうした苦行で汗が噴出し疲れでヘロヘロになったが、今日は早く寝て明日目覚めた時はぐっと体が引き締まり、軽い体に生まれかわるハズだ。登山の翌日は坂道も階段も軽々と歩行できるハズだ。だから山登りは止められない。

ケーブルカーの高野山駅でバスに乗り、不動坂口女人堂前で降りる。高野山には女人堂が7つありましたが、現存するのはここだけです。



 

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