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紀北  高野山 1008m
sanpo.no.831 21年8月18日(火) 晴れ メンバー 2 

コースタイム : 不動坂口8:30〜8:54弁天岳〜9:22大門〜10:26大滝口〜10:35小辺路分岐〜11:55中ノ橋〜12:41摩尼山13:20〜13:53楊柳山〜14:20子継ぎ峠〜14:38雪池山〜14:57子継ぎ峠〜16:05転軸山〜16:53黒河口〜17:15不動坂口



高野山を取り巻く八葉蓮華の山々を巡り、この時期に咲く花を求めて出かけました。



 

根本大塔





スタート
ケーブルカーの高野山駅でバスに乗り、不動坂口女人堂前で降りる。高野山には女人堂が7つありましたが、現存するのはここだけです。
この女人堂をスタートして弁天岳に向う。いつも歩く山と違って、よく踏まれたハイキングコース。
早速、途中にシコクママコナの花、コバノフユイチゴも多いところです。
20分程登り赤い鳥居の立つ弁天岳標高984mに着く。和歌山県の夕日百選に選ばれているところで、紀ノ川を挟んで三石山、南葛城山、金剛山の展望がよい。
赤い鳥居が続く山道を下り大門に向う。いたるところにシコクママコナが見られ、シロモジの木も多い。
大門口女人堂跡を下ると、大門です。高野山の玄関口。
ここには龍神口女人堂跡があり、高野山丁石道が上がってきている。

大門を過ぎて小道を行くと、助けの地蔵から心経を唱える声明が聞こえてくる。ここからは鬱蒼とした森になる。
大門
急な登りの峠付近に相の浦女人堂跡がある。
伐採されて明るいが夏の陽射しはきつい。最高部から高野町が一望できると案内しているが、植林に阻まれて見通しは悪い。
根本大塔
大滝口女人堂跡は小辺路が交差する轆轤峠(ろくろ)である。
小辺路を歩くテント装備の青年にあった。熊野本宮まで7〜9日間で歩くと言う。
小辺路と別れる
円通寺を過ぎ、大峰口女人堂跡を通り中の橋に着く。
中の橋からは奥の院のある一の橋に近い。R371号線をしばらく進み、トンネル手前で高野三山入り口には入り、摩尼山に向かう。
珍しく竹やぶが。弘法大師が高野山では竹の栽培を禁止していた。竹は益を生むからという理由で、だからほうきはコウヤボウキを使用したとのことです。
摩尼峠で玉川からの道と合流する。摩尼山手前はきつい登り。イナモリソウ、コバノフユイチゴ、ヤマジオウ、ヒメガンクビソウが多い。
コバノフユイチゴ
摩尼山で同年輩の夫婦に会う。
昼食をとり休憩。
摩尼山山頂1004m
楊柳山に向かう。夫婦がまたここでも休んでいた。今朝、東京から来た、今秋の高野山〜熊野本宮マラソン登山に参加する、14時間かけて走り抜くという。先ほどの青年といい熊野古道への関心が高い。中辺地は歩いたことがあるが、いずれは挑戦したいと思う。
楊柳山山頂1008m
子継ぎ峠には子安地蔵が祭られている。紀州ワラジ会の雪池山へ25分との標識がある。滅多に来る機会もないので、この珍しい名前の山に向かう。
子継ぎ峠
藪の道は山腹を巻き、尾根に上がり山頂に続く。山頂は見晴らしもなくちょっと物足らない。ショウタンさんの山は楽しいの札がある。彼もこの山は外せなかったったのだろう。
雪池山988m
子継ぎ峠に戻り、転軸山に向かうため下る。広い道路に交差する。Mさんに教えて貰った○○ランのあるところの近くだ。3〜40分探し回るが見つからない。この付近は高原の雰囲気がある。
転軸山の周囲でも○○ソウが咲いてるはずとの情報であるが、みつからない。転軸山を後に住宅地に下る。
転軸山山頂915m
黒河口女人堂跡を過ぎる。
黒河口女人堂跡
藪をこぎ山中に入りゴールの不動坂口女人堂に戻り一周は終わった。約19kmで8時間のコースであった。
不動坂口女人堂
コース概略


見られた花等
ヒメヤブラン コオニユリ
ミヤギノハギ 不明花  分かりましたら教えて下さい。
9.15不明花 分かりました ミヤマヨメナの花後でした。

和歌山のSさん、Fさんのご協力により。
有難うございました。
ツルリンドウ ヤマシグレ
白ヤマジノホトトギス シコクママコナ

ケーブルカーの高野山駅でバスに乗り、不動坂口女人堂前で降りる。高野山には女人堂が7つありましたが、現存するのはここだけです。



 

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