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大峰  ショウジ山〜白鬚岳 984m/1378m
sanpo.no.802 21年4月13日(月) 晴れ メンバー 4

 

 コースタイム

 東谷出合7:57〜8:53 P777〜9:45ショウジ山9:57〜10:13 P977〜10:42 P1132 10:50〜11:22 P1168〜11:58 P1222〜12:40 白鬚岳13:09〜13:48小白鬚岳〜15:08 東谷出合


 

 登山の醍醐味は周回するか縦走することである。去年、ひこやん等が迷いながら辿ったコースを逆周回するという計画に参加した。目指すは川上村の槍・白髯岳、急登の山として人気が高い。
 林道東谷出合に車を留め、東に5分ほど歩き神之谷川の橋を渡ったところの取り付きに着く。いきなり作業道の急登である。植林下は明るく潅木も殆んどない。たまに古いテープが出てくるが、ダダ広い尾根になっており藪でもなくどこでも歩ける。どこでも歩けると言っても急な登りで踏み後もないので落ち葉の上では踏ん張りが利かず反って足が疲れる。

 この付近下りでは迷いよいところである。手分けして新しいテープを付けて行く。エビネの群落が見つかる。770mぐらいの緩いピークからほどなく777mのピークに着く。770mの手前付近は下りの取り付きで迷いよいところ、テープがあったが追加する。
 次の900mを越すピークも急登で後ろにひっくり返りそう。ゆるやかな山道になり、山腹からはところどころ大普賢岳が展望でき、小さな残雪も確認できたがもう春の山となっていた。細尾根の下りの足元からは木立の間に大迫ダムが垣間見えた。
 さらにショウジ山984mに上って行く道も急登。道はテープもありはっきりしている。ショウジ山山頂は明るい場所でモノレールがついていた。Oさん用意したショウジ山の標識を付ける。
 ショウジ山からはピーク977、三角点のあるピーク1132を喘ぎながら超えて行く。今まで山道は植林の中だったが自然林に変わる。今は葉を落としており葉が茂れば素晴らしい自然林に変わるだろう。

 さらにピーク1168m、ピーク1222mを越して行くが、このころになると足が疲れてなかなか前へ進めない。ようやくピーク1222mらしきところに着いた。12時を回り腹が減って苦しいところだが、最後の白鬚岳の登りの前に食事は禁物。お菓子を口に入れて踏ん張る。5つも若いO氏は見る見る内に遠ざかって行く。
 
 山頂にはよれよれになって12時40分に着いた。他の登山者がたこ焼きを作っていた。今朝、東谷出合で合った三重ナンバーの方が食事をしていた。この方は正面から登っていた。狭い山頂を避けて少し下ったところで休憩した。山頂には今西錦司氏の碑がある。

 

 帰りは何回も来た道を下ったがやはり急な下りに変わりはなかった。

小白鬚岳から白鬚岳を振り返る。
 今日の反時計回りコースは7つの急なピークがあり疲れたが充実もした。累積高度は1300mほどで5時間強かかった。楽に行こうとすれば下りに使うとよいだろう。テープも付けたから迷うことも少ないだろう。

遠ざか白鬚岳。
 



 

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