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南河内  ボテ峠〜天野山 
sanpo.no.797 21年3月12日(木) 晴れ メンバー 3

 

 コースタイム

 8:45西ノ村駐車場 〜ダイトレ ボテ峠9:17〜10:38塩降トンネル〜12:55天野山( 途中昼飯30)


 滝畑のダイトレボテ峠から塩降トンネル〜天野までの市境界を歩いた。登山道のない藪山コース。メンバーはひこやんと武やんと私の3人。最初コマネズミさんが塩降トンネルまでの道を開拓した。そしてひこやんと私は別々に塩降トンネルから天野までの道を探した。それどれ下見を2回づつし、何回も迷いながらやっと最終までつながった。今日は全体を歩き通すという計画だ。

 天野山に車1台デポし、もう1台で滝畑西ノ村駐車場まで行き、ここからスタートした。ダイトレを槙尾山に向う。今朝は快晴の天気だがかなり冷え込んで寒い。30分余り歩いて体が温かくなったところでボテ峠に着いた。

ダイトレのボテ峠
 ここからは和泉市と河内長野市の境界尾根を北に向い天野を目指す。赤松と雑木が繁る尾根は小さなピークや支尾根が多く迷い易く地図と磁石が必携。以前にコマネズミさんが付けてくれた赤い毛糸のヒモが時々現れて進路の正しさが確認できた。左の方に槙尾山が見え始めるが右側の滝畑ダム方面は樹木に遮られて展望なし。

 赤松にはマッタケ山立入り禁止との古い標識ががあり、ワラの目印が続いている。
歩き初めて道はドンドン下りだした。赤い毛糸のヒモが2箇所見つかり間違いないと思ったがどうもおかしい。尾根の上まで戻り尾根の中腹から右に下るとふみ跡が出てきた。また赤い毛糸のヒモが出てきたので進路を修正できた。コマさんもやはり同じ場所で道迷いしたらしい。私は初回時は1人だったので慎重に地図を睨んで来たので道迷いしなかったが。地図を読むとピークから左折するところが2箇所ありよく似た地形でまぎわらしい。

こんないいところもある
 尾根には境界木のヤマモモやアベマキの大木が残されていた。雰囲気のよいところで写真を撮った。塩降トンネルへの下り地点も分かり辛いので赤いテープを杉の木に巻きつけた。ここからは地形通りに下り、また小さく登り返してトンネル上に着く。ここまでも迷い易いところが何箇所もある。初心者がここを歩くにはもっと赤テープ等の目印が必要だろうが、あまり多くては山歩きの興味が損なわれるのでなるべく少なくした。

トンネル上
 細尾根の雑木の間を過ぎると右手が空いて山々が展望出来る。ピラミット型が並ぶ権現山、編笠山と奥立岩、背後に岩湧山。
 次の分岐は要注意。道がはっきりした左に行きたくなるが右が正解だ。ひこやんも私も当初左に進み難儀したので、右手に赤いテープを巻いて置いた。ここからは倒木の多くしかも暗い古い道。幾つかのアップダウンの後右手に清掃場のタワーが山越に見えてくる。次のポイントは火葬場に迷い込まないこと。ひこやんも迷い込んだという。私も火葬場を見て来た。ここには左折の赤いテープを何本も巻いて置いた。左折しゆるいザレ場を下ると天野寺の境界杭が現れてずっと続く。
 サイクルスポーツセンターのアナウンスが聞こえてくるが全然見えない。最近ヒサカキ採取した跡がある。明治時代の記念碑があった。初回はここから右に山を下りフルーツランドに抜けた。
 2回目は降り口とした天野のところから竹薮を切り抜けて尾根に登り、天野寺の境界杭のを見つけて従って行くとうまく明治時代の記念碑に着きルートがつながった。この竹薮の藪漕ぎは枯れた竹と倒れた竹の多い密林になっており、曲がりくねって進んだ。何回か引き返そうとしたが、我ながらよく突破したなあと感慨深く思う。

笹薮漕ぎ
 明治時代の記念碑から尾根を下りみかん畑に突き当たると、赤テープに従い右に竹薮を突破し民家のところに出てゴールである。
ここでは里山ながらコースは複雑、地図とコンパスで方向を探りながら行くと楽しい。当然、道らしい道もなく登山の原点ともいうべき要素を堪能できる。

出口付近
車をデポした所





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