岩湧山


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sanpo.no.78
13年4月1日(日) くもり後晴。 気温8℃

自然観察会いわわきネイチャークラブに参加

今日の参加者は6名。

昨日の冷たい雨は岩湧山で雪となって、
加賀田の信号付近から見る山頂は白く化粧されている。


9時の集合前、Mさんといにしえの道を四季彩館に向かい登る。この道でもいろいろな草花が咲き出した。 シロバナショウジョバカマ、カンスゲ、ミヤマカンスゲの花。ミヤマカタバミの蕾。

9時30分。常連のKさん他4、5名が所用で不参加が確定し6名で観察会のスタート。
いわわきの道の花 

カンスゲ、ミヤマカンスゲ、ヤマネコノメソウが開花。注目のコショウノキは蕾が膨らみ開花寸前。Aさん図鑑を広げ説明。ジンチョウゲ科のこの木の実が辛いのでコショウノキと言うとか。コショウノ実でも採れるのかと思っていたが。
最初の水場付近では黄色いアブラチャンの木の雌花が開花。この花はダンコウバイの花に酷似するが、Mさんの説明によると見分け方は、花の下の短枝があるのがアブラチャンで、殆どないのがダンコウバイ。 いずれも樹の花の中では葉の展開前の早期に咲き、雌雄別株となっている。
展望台前の水場ではコガネネコノメソウ、ツルネコノメソウ、ヤマネコノメソウ、イワボタン等のネコノメソウ属の花が開花。Uさん、ヨゴレネコノメソウとイワボタンの確定に図鑑で確かめる。
ツノハシバミの開花。花序が10cmほど垂れ下がった雄花と芽鱗につつまれた赤い柱頭の雌花が目立つ。 この樹は雌雄同株。実が熟すと食べられる。

ダイトレ合流前の雑木林。この付近は最も自然が残されておりユキザサの宝庫で、新種の発見が期待できる場所でもある。今は時期的にも早く見るべきものもなし。
ダイトレから林道に通じる巻き道で昼食し山頂へ。
山頂は昨夜の雪が薄く残っており、3月20日の山焼きで丸裸。黒々とした山肌が続いてきじ撃ち、花摘み(男女のトイレの隠語。前者は男、後者は女)の場所もなし。山頂は昨夜の雪が薄く残っており、3月20日の山焼きで丸裸。空き缶、弁当ガラ等のゴミ拾い。金剛山方面の展望がよい。

急坂の道の花

クロモジ、ダンコウバイ、アブラチャン、シキミ、アセビの樹の花開花。ナガバノタチツボスミレの開花。
Aさん新種を見つける。Uさん図鑑で確認するとヒトツボクロの葉らしい。
四季彩館周辺では雑草類のタネツケバナ、コハコベ、ハコベ、ヒメオドリコソウ、スズメノカタビラ、オオイヌノフグリが満開。植栽されたミツマタ、アセビ、フキが開花。

四季彩館で今日の成果、植物の保護、仲間の増員、Mさんが主催する葛城山の4/22のカタクリの観察会、来月の予定等話し合い4時散会。

散会後有志で見晴らしの道の花へ
ナガバノタチツボスミレ群生し満開。ヤマツバキ、タムシバ満開、ナガバノモミジイチゴ、ニワトコ開花。



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