山 名 | 台高国見山1418m |
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月 日 | sanpo.no.744 20年6月12日(木)曇り 気温20℃ メンバー 28 |
コースタイム | 9:50高見峠〜11:45ハンシン山〜12:28伊勢辻山〜12:59馬駆ケ辻〜13:24国見山〜13:45馬駆ケ辻14:20〜14:40伊勢辻山〜15:50大又 |
「 北台高縦走路を行く 」
「白雲に峰はかくれて高見山 みえぬもみちの色そゆかしき のりなが」1794年の秋、本居宣長が紀州藩の国学の師に召抱えられて、紀州へ初めて旅をし高見峠にさしかかったときに、喜びと希望に満ちた気持ちを歌ったと言われる。今日のコースは高見峠の、この宣長の歌碑の前から始まる。 |
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自然林と植林の尾根は緩やかなアップダウンが続く。雲ガ瀬山からは急な下りになり、背後の樹間からは高見山のどっしりとした山容が眺められる。下り切ったところがハッピのタワ。ここから緩やかな登りで左に木梶山が望める。 写真 左に木梶山 |
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ハンシン山からは広い尾根歩きで伊勢辻から伊勢辻山に着く。リーダーから今日の最終の明神谷へ下るのを避けて、国見山をピストンし和佐羅滝へ下るコースを取ることを知らされていたので、ここで軽食。昨日の豪雨で明神谷を下るのは危険なためである。 馬駆ガ場辻にリックをデポし国見山に向かう。この付近は短い笹に覆われてなだらかなスロープになっていて見晴らしはすこぶるよい。 写真 小池付近 |
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前面に国見山から水無山が望まれ、谷を挟んで薊岳が展望できた。 |
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標高1419mの国見山は一等三角点、見晴らしは東側がよく桧塚奥峰や三峰山脈が展望できる。サラサドウダンが咲き始め撮影タイム。 写真 国見山 |
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馬駆ガ場辻に戻り遅い昼食。去年の秋以来久しぶりの参加にも拘らず、ビールや御摘みの温かい歓待を受け嬉しかった。お返しに数切れの自家栽培の生のニンジンを差し出すと、香りが凄くよいと喜んでくれ、山登りの楽しいひとときを過ごした。伊勢辻からゴールの大又に一目散で下った。 明神谷の林道で見られる、コウヤハンショウヅルやツルシロカネソウ、バイカウツギ等が見られず残念だったが、ホソバノシロスミレ、ヤマサギソウの2種が初見できてよかった。 写真 伊勢辻山山頂 |
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ヤマサギソウ | ホソバノシロスミレ |