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山   名  泉州槙尾山 897m
    sanpo.no.726 20年4月11日(金)晴れ 気温17℃ メンバー 5名
コース コースタイム:9:30公園口〜10:35蔵岩〜10:40捨身ケ岳〜11:23  15丁石地蔵山〜11:30 猿子城山分岐〜12:10追分〜12:18番屋峠12:53〜13:50猿子城山〜14:17 15丁石地蔵〜奥野院〜15:10公園口

 「 バリエーションルートで槙尾山へ! 」


ルート図



槙尾山のバリエーションルートを巡る山行というので期待を込めて参加した。表参道の石段を少し登り一般道からそれて、道の右から谷を下り黒い水タンクのある崖道を這い上がる。
いきなりの急な登りに汗だく。以前歩いたコースだが忘れてしまっていて、こんなところにロープや梯子があったか記憶がない。
 しばらく行くと水平になり岩場が現れる。満開のコバノミツバツツジの歓迎だ。ヤマツツジもほころびかけている。ここの岩場は自衛隊の練習場になっていて若い隊員3名に出会う。重そうな土嚢を抱えていた。そういえばここの岩場の平坦部はツガ等の木が生えているが侵食で痩せていて土嚢が積み上げられていた。これも訓練であろうか。ロープでチロリアンを張って救助訓練もするようである。ここからは踏み跡があちこちにあり崖を巻いて急登になる。赤松の林になると蔵岩に稜線が続く。

岩場の練習場の蔵岩
捨身ケ岳
捨身ケ岳を通り丁石道から15丁石地蔵山のピークを踏んで尾根道を猿子城山に向かい下る。
下った鞍部が15丁石地から来た道に合流し猿子城山に向かっている。私達はOさんの案内で左の杉の植林帯を下る。
最初作業道が続いているが次第になくなり谷を下へ下へと行くと水流が出て来る
昨日の雨で小滝も出現
左右の谷が合流したところに林道が伸びて来ていた。広場で若いゴンパチを5〜6本Wさんが採取、口にすると甘酸っぱさが口内に広がる。

しばらく行くとダイトレの追分に着いた。苔むした石垣の跡があちことにあり地図に印す木戸院跡だろうか。


少し滝畑よりに登り番屋峠へ。途中にサツマイナモリが群生し咲き始めていた。番屋峠で昼休み、Oさんから缶ビールを頂き喉を潤す。Tさんから焼き鳥、Sさんから若ゴボウの煮物の配分に預かり楽しいランチタイムを過ごす。
番屋峠からは赤松の尾根でコバノミツバツツジが咲き乱れる素晴らしいコース
素晴らしい尾根
「あれがキクラゲだよ」と説明すると、乾燥したのしか見たことがない仲間、「ホー珍しい」と2人が食べだした。 まさか食べるとは思っていなかったので間違っていたら大変なことになるかも・・・。 内心ヒヤヒヤしたが何事も起こらなかった。これで安心して食べられるぞ。ちなみに食感はモチモチとし無味無臭のようだ。
466mのピークを過ぎ下ると鞍部で、左右に作業道が伸びていた。直進し激しい登りに変わる。立ち止まるのもできないほどの急登で喘ぎ喘ぎながら這い上がる。しばらく山登りをしていないのでどエラク鍛えられる。

ボテ峠から猿子城山に向かうルートに出る。出たところに大阪府の保安林の黄色い看板がある。この付近は猿子城跡のようである。
もう1つピークを越えて猿子城山に着き、いろりのバンダナショットで記念写真。
Wさんから温かいココアとパンの差し入れを頂く。
しばらく下ると朝歩いた杉林への道と合流。
15丁石地蔵山のピークを登る元気もなく、15丁石地蔵を巻いて奥野院からスタートの公園口に一直線に下る。
下る途中にあった「癒しの小道」とSさんが名付けたところはなるほど落ち着いたよい場所だった。
今日のハイライトは番屋峠から猿子城山にかけての素晴らしいコース。自然林で踏み跡なく急登、野趣溢れる。最近、踏み跡やテープがないのが気に入っている。

Oさん案内有難う。
これからもバリルをどんどん開発しましょう。


ヤマザクラとコバノミツバッツジ、タムシバの花




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