南葛城山


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sanpo.no.72
13年2月17日(土)快晴。 気温7℃

Hさんと南葛城山へ

岩湧山で知り合ったHさんと南葛城山へ出かけた。
今日の予定は滝畑→千石谷→関電道からのぞき平→南葛城山→五つ辻→千石林道→滝畑

8時45分、Hさんの車に近くまで来て頂き便乗。滝畑ダム夕月橋のたもとに車を置き出発。
昨夜からの雨はこの辺では雪となっており、薄い雪化粧。Hさんは愛用のビデオカメラで樹氷や民家の風景を撮る。
千石林道に入り先に進むにつれ雪が多くなり、夜の冷え込みで道は凍って滑りやすい。
30分ほど林道を進んだところに、南葛城山へのとり付きの林間歩道の標識。ここより林道から別れて下の川に向かって雪の坂道を下る。川には長さ15m、幅40cmぐらいの鉄板の橋が懸けられている。高さは5〜6mぐらいあり雪が積もっているので下の川を渡ることになった。少し増水しており渡れないので上流へいくがなかなか渡れない。ようやく川中の飛び石を見つけて飛び渡ったとたん、つるりと滑って冷たい川に四つんばい。
おかげで、靴の中は濡れるわ、手袋が濡れるわ、カメラが濡れるわひどい目にあう。

こうして川を渡り先ほどの鉄板の橋のところに戻ると、中年夫婦がこの橋を渡っているではないか。
堺から来たという50歳代と思われる2人づれ。南葛城山から紀見峠へ行くという。

ここから関電道の急な階段をあえぎながら登り尾根にでる。この尾根は曲者である。ひどい急登でのぞき平まで標高差400mを一気に登る。ここから堺からの2人連れに先を譲り、雪の踏み後をたどることになる。
途中関電の送電塔の下で休憩。いくつかのコブを越えようやくのぞき平に到着。川にはまり予定よりかなり時間を食っている。四季彩館のOさんに今の状況を携帯電話する。

のぞき平からは今までの急登がうそのように尾根道や巻き道となる。雑木林の切れ目から雪の岩湧山の西側斜面の眺望にHさんビデオを撮る。私のカメラ、川の水で濡らしたためか電源が入らない。

ガケ沿いの見通しのよいところで12時30分、下が雪で狭い場所に立っての昼食。
サカモギの頭のガケは深い谷が100mほど落ちこんで身震いする。5分ほど登ってこのガケを巻いてまた下る。
ガケ上の狭い雪道を笹の枝につかまりながら慎重に通過する。

道は2つに分かれるが、雪の踏み後に従い右折し山を登って行く。5分ほど登り平らな下は熊笹の杉の植林帯に入る。見なれた南葛城山の風景である。雪が深く30〜40cmもある別世界の風景にHさんのビデオが活躍。

南葛城山の山頂、標高922mと書かれた簡単な私製の標識。
堺からの2人連れが昼食中。小休止して雑談。
午後1時30分。予定より1時間30分も遅れている。ここから五つ辻を回って千石林道を滝畑に下るに時間が足りず今来た道を引け返すこととする。午後4時過ぎ滝畑ダムサイトに到着。
大雪のため予定のコースをとることが出来なかったが、変化があり荒々しいコースで雪山?も経験でき充実した山登りであった。


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