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山   名  南河内岩湧山 897m
    sanpo.no.719  20年3月5日(水)曇り 気温4℃ メンバー 3名
コースタイム コースタイム:8:23横谷〜権現滝8:58〜9:26権現山〜サルの前栽〜9:58 451mピーク〜10:28梨の木トンネル上〜10:50コヤブ山〜11:15梅ノ木索道プラットホーム〜12:07鉄塔76〜12:19鉄塔75〜昼食30〜13:18岩湧山13:25〜13:49ジュンノキ尾根〜14:19鉄塔79〜14:32林道〜15:00横谷 所要時間6時間30分




 「 再びバリエーションルートで岩湧山へ! 」



いつものように横谷の三叉路の上、ネバシ谷入口の空き地に車を停める。周辺は民家が1軒あるのみで静かな佇まいであるが、勝手に林道脇に車を停めるのも気が引けいつもここに停めさせて頂いている。

5〜6軒の集落を抜け権現滝に向かう。この付近は車でよく通り気付かなかったがガードレールの下に権現滝の表示。
崖道を河原に降りると堂々とした12,3mの滝が落ち込んでいる。滝の右岸の屈には集落の人が花をたむけ大切に守っている古い祠があり、こまねずみさんが流を跳び渡り参拝。滝の左岸から登るルートはありそうでだが地形から崖で行き止まり。
一旦電柱24に戻りここから沢を渡り権現山に取り付く。
このルートは3回下っているが登りは初めて。ウラジロの繁る急登の後、岩場の登り。前に付けたロープ場のコブの間隔が狭いのでコブを追加する。下りではさほど気付かなかったが登りでは間隔が短い方がよい。この付近はベニドウダンの群生地。5月下旬には是非訪れたいものだ。もう1つの岩場は直登は無理。左右どちらに巻いてでもよい。できれば岩にロープを付けて登るルートを見つけたいが、かなり急で20mぐらいの高さがある。
権現山山頂からの展望は素晴らしい。
眼下に滝畑ダムと集落が箱庭のように浮かぶ。西には猿子城山から槙尾山、北には岩湧山と富士のように見える編笠山、東は奥立岩の岩峰等。権現岩も岩登りの練習場だが最近はあまり使われていない。
北に少し下ると昔猿が遊んでいたと言うサルの前栽。鞍部からは451峰を目指して緩やかな登りとなる。
451m峰には今は廃止となった滝畑レークパークのキノコ型のベンチがある。
451峰からは広い尾根、尾根が2つに別れる、真ん中の低い所の藪を南に下るとまた尾根が出てくる。

先頭を行くたけやん木が擦れて光っているのを見つける。イノシシが泥落としで擦りつけたあとだろう。間もなくイノシシが水浴び場がでてくる。

尾根の境界線にはヤマモモやコナラの大きな樹木が繁り原始林の趣がある。境界線の樹木は伐採せず境界の印しに残されたという。

尾根の縦走路からは滝畑集落の上に上山と猿子城山が、もう少し右に槙尾山が展望できる。 登り初めて1時間ほど歩き、急に下がった鞍部の下が梨の木トンネルの上だ。 ここからは林道が垣間見できた。林道に下る作業道があった。 トンネル上部からは急な登りとなり幾つかの小ピークを過ぎる。
梅ノ木索道場を過ぎると見るからに急激な登りとなる。やっと登り切り緩くなったが、更に急な登りが待っていた。 上部の植林帯に突き当たり作業道にでる。前回来た時小さな杉の木に付けた、尾根を下り用の赤いテープがある。
植林の枝打ちをしている方2人に会う。こんな藪山の登山に驚いた様子。梅ノ木林道からのルートを尋ねる。 ここからは藪の作業道を尾根を左に巻いて隣りの尾根に向かう。ネバシ谷に行く分岐の鉄塔76に着き。 10分ほどで鉄塔75のあるダイトレに出る。
腹が空き自然林の陽だまりで昼飯。 ダイトレから岩湧山へ。
岩湧山山頂下のトイレのそばから西に進み、ジュンノキ谷の西側の尾根に向かう。 杉林に道はなく西にほぼ水平に横切る、作業道が出てくるが直ぐになくなる。 更にほぼ水平に行くと、以前つけた赤のテープや白い荷造り紐のマークが出て来る。テープに沿い今度は急激な尾根を下る。 やや右よりに下ると作業道が現れて辿るが、途中から左に分かれて尾根の急激な下りになる。
尾根がはっきりして来ると鉄塔79に出る。ここからは林道までは10分ほどだ。
帰りの横谷の林道脇には、嬉しいことに早春の使者セリバオウレンが咲き始めていた。




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