森ノ谷・醤油谷 909m |
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sanpo.no.698 19年12月21日(金) 晴 気温8℃ メンバー3 |
「南葛城山系 森ノ谷〜P909峰〜醤油谷 」
コースタイム:岩湧寺9:05〜いわわきの道経由・千石谷三つ合10:26〜森ノ谷〜12:17 P909 12:46〜13:04醤油谷〜15:18千石谷〜16:43岩湧寺 |
今秋、未踏の千石谷のクレン谷とサカモギ谷、森ノ谷を相次いで歩き、今日は醤油谷を目指す。森ノ谷は砂防ダム工事中。以前相互タクシーの寮があったところで、戦後まもなく石油不足の時ここで炭を焼き、木炭車としてタクシーに使っていたとか。交通違反の運転手が炭焼きに従事したという話があるが。建築中の砂防ダム堰堤を高巻き森ノ谷に入る。
写真は取り付き |
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1週間前の14日にも歩いており、今日は沢を遡行することに。最初は小さな滝を登ったが4m滝は直登できず、左と右に巻くがどちらもガレており足場が悪い。沢は倒木だらけで山道に逃げる。ガレた山道になり沢へ。 | ||
3m滝を右から高巻き、山道と合流の橋は朽ちていた。3つほど朽ちた橋を避けて通る。この付近から沢は倒木と藪で歩けない。山道は杉林に入る。 | ||
緩やかな登りになる。苔の生えた古いコンクリが幾つも並んでいた。高野豆腐を作っていたのだろうか。 | ||
相互林業の立入り禁止の看板が倒れている。御所台の森と林道への分岐だ。現在は河内長野市の所有林となっている。 写真は立入り禁止の看板 |
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一旦林道へでて909mの三角点を探す。15分ほど笹原をうろつき、緩やかなピークの潅木の中に四等三角点が見つかる。ひこやんが見つけてくれた。大阪府の水源涵養林のマークがあるところ。3人でナタとカマ、ノコギリで周囲の木を刈り取る。 909m峰でバンダナショット |
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アンデルセン童話にでてくるような風景 | ||
一旦南葛城山に向かう。 醤油谷の取り付きも分かり難く、適当に林道から杉の植林の笹原に突入し谷を下る。 |
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笹を掻き分け泳ぐように。笹の下に倒木が隠れていて歩き辛い。 | ||
広い斜面は次第に狭められ、はっきりとした谷筋となる。相変わらず倒木や枯れ木などで藪山だ。 | ||
もう一つの南葛城山からの下り道らしい谷と合流する。古いすり切れそうな荷造り紐がマークとして残る。 写真は分岐付近 |
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沢の流れが出てきて山道は右岸を辿っている。 | ||
3箇所ほど崖崩れで崩壊し、大きく高巻いている。この高巻き道はガレ場で日当たりよく、ツタやイバラが繁茂してナタとカマ、ノコギリでやっつけながら道を確保する。 | ||
流谷の井関谷や天見へ行くトンネルの上のルート、いわわきの7年前の行者の谷はもっと酷かった。絡み合ったツタやイバラや倒木の下をイノシシの気分になって歩いたものだ。 下の沢は緩い幾つも滝となって流れている。これじゃ沢を下る方が楽かも知れない。 |
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地図では右岸を行くと千石谷の橋が欠落しており、少し手前から沢を伝う。 沢は覆流水となると堰堤が現れ、左岸に登る。 |
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フユイチゴがたくさん 食べごろだ。 | ||
植林帯を抜けると千石谷の川に突き当たり、川を渡ると林道に出る。森ノ谷も醤油谷も最近人が入った気配がない。 |
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