金剛 丸滝谷〜大日岳 
1094m 
sanpo.no.684  19年10月29日(月) 晴 気温23℃ メンバー4

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「よい感じの丸滝谷から大日岳 」

コースタイム:石筆橋9:36〜11:10丸滝〜12:10大日岳13:20〜石ブテ西谷〜15:00石筆橋

 静かな沢歩きが出来る、金剛山系の丸滝谷に向かった。かっては知る人ぞ知る秘境だったが、最近人気も高まり出かける人が多いと聞く。谷に入ると次々と形を変えた小滝が表れて楽しい。岩湧山の谷と違って、植林がない。風倒木が全くなく明るいのがよい。野草も豊富。林道脇では秋の花のフィーナルを告げるアワコガネギクが咲き始めていた。

 谷に入るとオタカラコウやジンジソウ、シラネセンキョウが咲き残っていた。また下流域ではフタバアオイが多い。次々と滝を巻いて登ると最後に12,3mの丸滝が現れ、一人ずつロープを掴んで攀じ登る。丸滝から上は流れもなくなり、蟻地獄のような土砂を這い登る。サラシナショウマの咲き残りやトリカブトの群生地を過ぎると尾根になり、尾根を登り植林の中を通り抜けて、大日岳に到着する。

 大日岳はススキのきれいな広場になっていてPLの塔がよく見える。この広場は金剛山山頂広場と違い人が少ないのもよい。温かい陽射しの下で、シートを広げてランチタイム。仲間の持参した鯛めしやサンドイッチ、果物をたらふく頂く、至福のひと時である。帰りはこれまた結構急峻な下りの石ブテ東谷。以前逆に登ったことがあるがこれほど急な記憶にない。今日のコースはなんども時期を替えて訪れたいところである。特に春先の花の季節がよさそうだ。


滝が次々と現れてくる。すべて右か左に巻いて登れる。
下の丸滝
本流から少し左に入ったところ、水量は少ない。
最大の丸滝

右から巻いて通過する。
丸滝の下でバンダナショット
大日山でバンダナショット


アワコガネギク シマカンギク
ジンジソウ サラシナショマ


 


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