大峰 十郎山〜1477峰 1269m /1477m 
sanpo.no.675  19年10月16日(火)曇り一時晴れ 気温16℃ メンバー16

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コースタイム:登山口7:30〜9:30 P902〜9:45モノレール〜10:37十郎山11:20〜12:43 P1477 13:00〜14:07十郎山〜14:55モノレール〜17:20登山口

「 行きはよいよい、帰りは怖い十郎山 」

 例会山行は十郎山から1477峰。 登山口はR169の上北山村池原貯水池の白川橋を渡り右折し車で5分。白川又林道の明芽谷の通行止め地点の手前の橋を渡ったところ。途中、手前約10分のところにある道の駅「吉野路上北山村」に立ち寄る。温泉500円で宿泊施設もある。ひこやんは柿の葉寿司、私は秋刀魚寿司を明日の弁当に求める。水尻バス停近くの小峠山登山口を確認し、十郎山登山口に向かう。国道から車で約5分で登山口に到着し車中泊の準備。時間も早いので橋下に下り河原に出て見る。焚き火の跡があり夏は賑わったのであろう。○沢さんkissyan
も相次いで到着した。皆でビールや焼酎を囲む。冷え込んだ秋の空には満天の星が輝く。
 
 他の方は大迫ダムサイトで前夜泊し、登山口に7時集合した。今日のメンバーはトリッキーなルートでお馴染みのTリーダー以下16名である。自己紹介あるが大半は固定したメンバーで沢やちょっとした岩もこなすようで、今日は大世帯になった。驚いたことに地下足袋のおばさんもいた。負けた〜。
明芽谷は山ヒルがうようよいると言うからスパッを着ける。

ガードレールの右が登山口。

登山口から尾根に出るまでは道らしい道がなく杉林の急登が続く。
続いてウラジロの藪漕ぎが待っている。
ウラジロをやり過ごすとやっと尾根に出る。尾根からの展望はない。
小ピークを過ぎ少し下り、再び急激な登りで四つんばいの登りが続き、登りきると水平の尾根にでる。
足元にはキッコウハグマが咲き始めていた。
西側が開け大峰の山が見渡せる。今日唯一の展望。
ママコナが少し咲き残り、イナカギクが数株咲いていた。
道がない急坂。林床に間伐材が転がり、切り株と潅木漕ぎ。こんなテープもなんの目印もない広い尾根を登る。
ネツトを巻いた杉林を登ると1,060m付近で右の谷からモノレールが現れてしばらく続く。
やっと自然林。十郎山手前の急登で


十郎山山頂で 囲炉裏のバンダナショット


昼休憩後1477m峰に向かう。
ブナの枯れ木に美味しそうなキノコ





1477m峰に向かう途中の広い尾根は素晴らしい。やっと大峰らしい自然林が続く。 ほんのりと紅葉が始まった。




1477峰で  またまた囲炉裏村のバンダナショットにたくさん参加してくれた。 
ひこやん「後でいろり会員以外の人3000円ずつ集めるぞう」 3000円で飲み放題、食べ放題に招待だあ



 再び十郎山戻り、元来た道を戻る。
1,060m付近でモノレールと別れて杉林に入る。
どこでどう間違えたのか違う支尾根に突っ込んでドンドン下ってリーダーが気づき引き返す。途中から左の尾根にトラバース。
急斜面のトラバースで幸い崖がなくてよかった。再び支尾根を下りまた違うようだと引き返す。
 仙道をたどり最初の尾根より4つ目の尾根が正解だった。サブリーダーが登る時木の枝を折って印しをしていたし、磁石で方向を確認したから今度は大丈夫だ。どこも鹿除けの網があり似たような風景でリーダーがよく気づいたものだと思う。

写真のあたりで左に進むべきだったかも。



途中から見えた小峠山


再び道なき藪を下る。


背丈ほどあるウラジロの藪漕ぎ。秋の日没は早い。
暗くなった崖道を下りやっとのことで17時20分登山口に戻った。
戻る途中何回も違う道(道らしい道はないが)ではないかと最後まで心配だった。
幸いベテランのリーダーの引率で事なきを得た。
十郎山には道しるべやテープが一切ない。登りは尾根を上へ上へと進めば良いが、下りは自然と違う尾根に吸い込まれる。

「 行きはよいよい、帰りは怖い十郎山 」なのである。



今日歩いたルート 推定

次回は1477峰から小峠山を経由し水尻に下り1周したい。
水尻〜小峠山〜1477峰は昔からの奥駆に達するルートのようである。




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