岩湧山
 

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sanpo.no.67
13年1月7日(日)曇り後雪 気温0℃

いわわきネイチャークラブに参加

いわわきの道→ダイトレ→岩湧山→急坂の道→四季彩館

今年初めての例会。朝からどんよりとした曇り空で今にも雨が降りそうな天候。
四季彩館の寒暖計は午前9時現在ー3℃を示しているので、雪になるかも知れない。
今日の参加者は夕方掛けつけてくれたDさんを含め8名。

草花はなく木の葉も散って観察対象は野鳥や樹木の冬芽,蕾の観察。
野鳥は声がするが姿は見えない。
AさんとMさんは熱心に樹木の説明をしてくれる。不明なものはその都度図鑑を広げる。
ヤブニッケイ、シロダモ、シデ、ホソバタブ、コショウノキ、ヒサカキ、・・・
タムシバの冬芽とクロモジの冬芽の違いの説明。



ダイコンソウと羽根をつけたテイカカズラの種

 


ダイコンソウだけが青々とした葉をつけている。
道のところどころに1cmほどの羽根をつけたテイカカズラの種が落ちていた。

私がヤマザクラではないかと尋ねた樹木はミズメ(アズサともいう)と指摘された。
始めての樹木の観察は野草と違いちょっと勝手が違う。
Mさんが盛んにガリン、ガリンと言うのは鱗芽(芽鱗に包まれた冬芽)のことだとか。

落葉した雑木帯に入って、いつもと違い明るくなった。
落ち葉の中にイチヤクソウが元気に育っている。

いわわきの道を過ぎダイトレの巻き道の杉林の下で昼食。
このころから雪が降り出し大急ぎで食べる。雪支度を出発。

 

山頂に着いた頃は真白な雪化粧。数人の先客と迷い犬が一匹。
迷い犬は首に鈴を付け、前の左足は怪我をいているようである。


悪天候に急いで急坂の道を下山。午後2時ごろには四季彩館にもどる。
ハイキング道草刈による貴重植物の保護と植物採取禁止の立て看板の設置につき打合せ。

 

山頂に残してきた迷い犬がいつの間にか四季彩館に姿をあらわした。
怪我をした左前足が痛むのか、その足をあげて立っている。
四季彩館で保護することになったが、早く飼い主が名乗り出て欲しい。

 



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