南アルプス  仙丈ケ岳 3032.6m
sanpo.no.658 19年8月24日(金)晴れ 気温18℃ メンバー5名

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[ 北沢峠から仙丈ケ岳へ ]

コースタイム:長衛荘3:40〜5:22大滝ノ頭〜5:52藪沢小屋6:00〜6:25馬ノ背ヒュッテ6:45〜7:55仙丈小屋8:10〜8:30仙丈ケ岳〜9:30小仙丈ケ岳10:11〜10:46大滝ノ頭〜11:46長衛荘〜仙流荘〜伊那市

今日は昨日登った男性的な甲斐駒ケ岳を女性的な仙丈ケ岳から眺めたい。3時起床。ヘッドランプをつけて長衛荘を3時40分スタートする。


大滝ノ頭


少し登ったところで70才過ぎの夫婦を追い抜く。 大滝ノ頭で双児山近くにご来光を拝む。


大滝ノ頭から左にとり藪沢に向かう。道は下りになり幾つもの沢が流れて、草花が多い。今日は朝早立ちで時間の余裕があり、ゆっくりと草花を観賞しながらの歩み。


藪沢小屋は無人で廃墟のようだが、予約が入れば開くようだ。


馬ノ背ヒュッテはダケカンバがたくさん茂り、マルバダケブキが咲き乱れるよい環境にあった。裏のベンチで休ませて貰い、コーヒーを沸かす。


馬ノ瀬で丹渓新道と合流する。


お花畑が続く沢道の登りが続く。ウサギギク、チシマギキョウ、ヨツバシオガマ、ハクサンフウロ等が目を楽しませてくれる。霧がでて風は冷たい。仙丈小屋で朝食をとる。


長衛荘の弁当   


仙丈ケ岳

仙丈小屋からは一登りで百名山の仙丈ケ岳3032.6mだ。
ガスで山頂からは見晴らしが悪いので、小仙丈ケ岳に向かう。人気の山だけに人が多い。


仙丈ケ岳


途中から霧が晴れて素晴らしい展望が得られた。小仙丈ケ岳の手前の明るい尾根で、ラーメンを作り 昼飯。大滝ノ頭あたりまで1時間弱素晴らしい眺めが続く。

小仙丈ケ岳



北アルプスが見えた。



甲斐駒ケ岳と摩利支天




甲斐駒ケ岳と摩利支天と左に鋸岳への尾根が続く



北岳と間ノ岳



鋸岳の鹿の窓  真ん中の尖った山の右に見える。







11時46分、早めに長衛荘前のバス停に戻る。13時発の仙流荘行きの村営バスに乗るためだが、臨時バスが12時過ぎに出て乗ることができた。このバスの運転手さんはサービス精神満点。車窓に見える野草や、甲斐駒や鋸岳、仙丈ケ岳の説明をしてくれる。渡蝶のアサキマダラがヒヨドリバナに群がっており撮影タイム。鋸岳の鹿ノ窓が見えるポイントで留まってくれた。



鹿の窓

武やんが前に行ったときの写真


夏山のフィーナルは
シラカバの下でじっと見送ってくれたカモシカ君

22日から3日間、甲斐駒ケ岳から仙丈ケ岳の山旅は
厳しさと楽しさを教えてくれた。

メンバーの皆さんお疲れ様でした。




今日見た高山植物

マルバダケブキ ヨツバシオガマ
キバナノコマノツメ シオガマギク
ミヤマコゴメグサ ミソガワソウ
ミヤマアキノキリンソウ ウサギギク
ベニバナイチヤクソウ ムカゴトラノオ
チングルマ ミヤマオトコヨモギ
イワツメクサ タカネツメクサ
オンタデ ハクサンフウロ
ミヤマダイモンジソウ コケモモ
○○アザミ チシマギキョウ
イワベンケイ ミヤママンネングサ
イブキジャコウソウ タカネヨモギ



甲斐駒ケ岳へ 



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