大峰  伯母谷覗〜大普賢岳
sanpo.no.656 19年8月17日(金)晴れ 気温25℃ メンバー30名

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[ 納涼登山 伯母谷覗〜大普賢岳 ]

コースタイム:橿原神宮前8:07〜上谷 久久能智神社9:30〜10:02上谷分岐〜12:40伯母谷覗13:00〜13:30阿弥陀ケ森〜14:40大普賢岳〜15:52笙ノ屈16:00〜16:30和佐又ヒュッテ


例会山行 マイクロバスでR169上多古より登山口の久久能智神社に入る。
なんと呼ぶのだろうか。

 
点呼の後、柿畑の中を通り杉林の急登を30分ほど登ると上谷分岐に到着。

上谷分岐

一息入れて緩やかな登り。昨日の大阪38℃という猛暑から、今日の暑さを覚悟して来たが、杉林の木陰は予想外に涼しい。よく踏まれた古道脇にはとこどころに丁石が残る。山上ケ岳まで続いているのだろうが、古い石畳があるというが見過ごしたようである。天竺平を過ぎても緩やか。

写真 天竺平

こまねずみさんが撮ってくれた写真

ママコナのようである
自然林になってから少し急な登りが延々と続く。ガレ場を巻いて過ぎたあたりで、前の方からリーダーが最後尾のサブと無線交信する声が入ってくる。僅か2時間も歩いていないところで2人遅れ出した。これ以上歩けない1人は引き返して貰うことに。もう1人は30分ほど進んで、山腹から尾根に曲がるところで、とうとう足が攣りダメだという事で、サブリーダーがついて引き返す羽目になった。 今日の例会山行は中級、遅れた方は初心者らしく、甘く見て参加したようだが初心者にしてもお粗末過ぎた。

こまねずみさんが撮ってくれた写真

途中にテント場があった。下の矢印の水場に水はなく、テント場の少し上で少しの水の流れがあった。これだけあれば十分水を補給できる。 

伯母谷覗には予定より少し遅れて到着で、昼飯は20分の指示がある。。快晴の大普賢岳をバックに写真を撮る。大普賢岳から和佐又山までの稜線がくっきり、大台方面も絶好の展望。

伯母谷覗 向こうの方に大台ケ原が見える
覗くこまねずみさんとひこやん

ここからは大普賢岳までは多少のアップダウンがあるものの、ヒメザの林床にカエデやブナの緑が眩しい林が続く。

カニコウモリやコウモリソウが満開である。
ツケマツゲをし、更にビューラーで伸ばしたようなおしべが目立つシマジタムラソウが少し咲き残る。
小鳥が暑さの為か道端でうずくまって動こうともしない。水を与えてやるべきだった。  弱った小鳥


尖った岩が目に付く


阿弥陀ケ森 女人結界門
女性は潜って見たいらしい。

最後尾でひこやんが遅れ始めた人に付くが段々離れて行く。

清々しい緑の稜線を歩く。アルプスの岩場の稜線にない優しさがある。


大普賢岳で360度の大展望を楽しむ。
東に大台ケ原の雄大な眺め、南に弥山から八経、釈迦、西に山上ケ岳から稲村ケ岳。



稲村ケ岳と大日山方面


手前中の国見山   後方右から弥山、八経 明星 左釈迦



大普賢岳を後に梯子を慎重に下り、小普賢岳に登り、石ノ鼻から日本岳の肩を通り、

笙ノ屈で一息入れて、一気に下りバスの待つ和佐又ヒュッテに着く。

和佐又のカヤ原にはヤマユリが満開で、ナナカマドの赤い実が稔っていた。

ビールを飲んで遅れた人とひこやんを待つこと30分、ようやく到着した。今日は天気がよく猛暑を心配したが意外と涼しく、伯母谷覗と大普賢岳からの素晴らしい展望を楽しめた。皆さんお疲れ様でした。

和佐又より大普賢岳方面





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