岩湧山

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sanpo.no.59
12年10月21日(土)晴れ時々曇り 気温22℃
行者の道→ダイトレ→岩湧山→急坂の道→四季彩館

第2駐車場に近い、いにしえの道から黒い子犬がついて来た。赤い首輪の子犬はあちこち走り回りじゃれ付いてくる。 顔や頭は青い草の実がいっぱい付いてちょっとユーモラスだ。
行者の道を少し登るとキッコウハグマが蕾を付け出した。夏から大きくなったとげのある木等を鎌で刈りながら行く。夜露で足もとはビショビショ。草の実がやたらにひっつく。
木のように大きくなったヤクシソウが満開で黄金色が目立つ。 赤い実をつけたヒヨドリジョウゴ、ハダカホウズキを写真に撮る。倒木がうまくベンチ状になった場所で休憩する。いつも休む場所だ。ここから四季彩館が見える。

いわわきの道の雑木帯は少し黄色を帯びて紅葉が始まったようだ。ツルリンドウは花が終了し赤い小さなリンゴのような実をつけている。展望台の水場ではまだミズタビラコの花が咲いていた。

山頂付近はススキがきれいだ。とくに逆光に輝くススキはシャッターチャンスだ。
ススキの中にはセンブリやリンドウが咲き始めた。
山頂のベンチ付近は40人ぐらいが昼食やくつろいでいた。入れ替わり立ち代り登って来る。この時期人出が多くなる。大体は5〜6人連れで単独者も4〜5人。
ワレモコウが蕾がつけだした。アキノキリンソウ、ハバヤマボクチ、ウメバチソウ、ヨシノアザミが見頃。 山頂西下のヒキオコシの葉を噛んでみると、言われるとおりえらく苦いが、センブリの苦さには及ばないだろう。

急坂の道のテイシュウソウが終了したが、コウヤボウキ、シコクママコナがまだ咲いていた。ウルシ、ダンコウバイ、ウラジロノキなどが色ずき始めた。
直径2cmほどのムラサキシキブの木が、山道の草刈と共に刈り倒されていたのにガッカリした。今ごろは、きれいな実を付けていただろうに。早急に保護すべき草木の対策が必要だろう。

四季彩館に寄ると今朝の黒い子犬が鎖につながれていた。どうやら人様の弁当を失敬したとか。
館員の方に草花をいろいろ教えてもらった。有難うございました。


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