鈴鹿 錫杖ケ岳 676m
 
sanpo.no.577  19年3月9日(金)晴 気温13℃ メンバー5

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[ 低山ながら 岩山で激しいアップダウン 展望抜群の 雀の頭、錫杖ケ岳はAクラスの山だった ]



コースタイム:JR新今宮7:17→9:30JR加太→10:00林道登山口→10:20柚之木峠→11:11錫杖ケ岳11:52→12:50小雀の頭→13:20P509→14:10福徳寺→15:15JRせき15:49→JR新今宮18:09

 青春18切符の山登り、第1回目は錫杖ケ岳。JR加茂で乗り換え時、仲間と集合し加太駅に向かう。いつもは車で西名阪道から来る道だが、電車は初めてでローカルなゆったりとした旅。加太駅からは東名阪道のトンネルを3つ潜り、ところどころ監視カメラがあり、ゴミ捨てもなくきれい林道を30分ほど歩き、登山口に着く。ちょうど準備運動によい時間。

 登山口から植林の谷を20分ほど緩やかに登り、柚之木峠に着く。ここからは尾根道の登り。ざれた急登、よく踏まれてツルツル光り、人気の山が伺われる。ロープや鎖場が随所にあり、さながらアスレチックコース。高度を上げるに従い。南下に錫杖湖がきれいに見え出す。道端にはイワカガミが見られ、アセビが咲き始めている。

 柚之木峠から約1時間ほどで、絶景の錫杖ケ岳に着く。北方面に鈴鹿の山々が横たわる。山名を先着者の方に教えてもらう。「綿向山から雨乞岳、御在所山・・・」「毎日登山し2000回以上、登っている名物おばさんがいる」ともいう。鈴鹿の山麓に白い建物が見える。望遠レンズで見ると赤いSHARPのロゴが、シャープアクオスの亀山工場だった。

 山頂を後に東屋のそばを通り福徳に向かう。急激な登り下りでここからの踏み後は薄い。先の方から「道は荒れている」と聞いていたので少し心配だ。激登の細尾根、こちらのルートはロープも鎖も標識もない。更に激登のあと小雀の頭の三角点574mに着く。背後には雀の頭の錫杖ケ岳が高々と聳えている。ピーク509m手前で沢筋コースと分かれ福徳寺で合流するが尾根道にとる。後で考えると沢道コースの方がよかったのかも、でももっと荒れている可能性も。その後の情報によると沢道コースが正解でした。

 道は山腹を巻き始めたのでおかしいと思い、ピークに登ると、古い赤テープが落ちていた。ピーク509mを確認、磁石をセットする。この付近から道が薄く落ち葉で分からない。尾根が2つに分かれていて少し右に下ると、また2つに分かれて右だと思っていたら、先行で道が見つかったという左の尾根にとる。風倒木を潜り抜けると尾根道があり、尾根に沿って送電線が走っていた。更に薄い道の植林地の激下りから沢筋になり右の尾根に登ると、はっきりした山道になり、大きく右折するところから中部電力の巡視道が続き、やがて林道が見え始め、ひっそりとした福徳寺に着く。

 福徳寺の境内で一休み、JRせき駅に向かう。1時間余りで駅に到着。時間まちは隣りの道の駅、ビールで乾杯。今日のコースは素晴らしい展望と岩山、激しいアップダウン、最近ではベストのコースだった。

JRかぶと駅 登山口
柚之木峠 ロープ場
ロープ場 イワカガミ 福徳への道に多い
錫杖ケ岳 錫杖湖
向こうの白い建物はシャープ亀山工場 アセビ
険しい登り、こちらはロープなし 振り返ると錫杖ケ岳
振り返ると錫杖ケ岳 ヤマグルマ
小雀の頭の三角点 P509の巻き道
P509より下り尾根に出る 中部電力の巡視道が現れる
中部電力の巡視道も落ち葉に隠れる 福徳寺
鈴鹿川にかかる勧進橋のたもとから錫杖ケ岳  JRせき駅
 

鈴鹿方面の展望


ルート





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