大峰 櫃ケ岳・栃ケ岳 781m・809m
 
sanpo.no.565  19年2月13日(火)快晴 気温13℃ メンバー1

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三日市町8.00→9:30桧川迫→11:08櫃ケ岳11:42→12:37栃ケ岳→14:30桧川迫→15:00津越  

[西吉野村津越のフクジュソウの下見と周辺の山登り ]


 津越に自生するフクジュソウがあると教わり下見を計画。同じ行くなら山にも登りたいと思いめぐらし、周辺の山を探す。櫃ケ岳・栃ケ岳が近くにあった。

桧川迫の民家近くに車を停める。

写真はとりつき
 磁石と熊よけの鈴、テープ、鋸に赤いシャツで準備OKだ。地図の破線を頼りに取り付きを探す。付近の林道や祠で見当をつけて登り始める。藪になった古家があり、上に道が続いているが草だらけ、畑もイノシシに掘り返され荒れ放題。ちょっと不安になったが、最近慣れてきたのでこれしきのこと。快晴の天気に見守られて進む。4〜5軒の古家を過ぎ、鹿除けネットが倒れているのを回り込む。村が空き家になり山に戻ろうとしている。
 山道らしきところが見つかるがすぐ分からなくなる。手入れの悪い植林の尾根をつたう。幸い植林地は日当たりが悪く、雑木が少なく歩き易い。小鳥脅し用の表が紫と裏が銀色のテープをあちこち巻きつけ目印にする。ドンドン高度を上げると荒地になり、向こうの方に道らしきところが見えたのでそちらにとる。道をたどると一層はっきりし、やがて分岐になり、上に向かう。潅木や枯れススキ、ワラビの殻などの多い道が上に続いており、やっと尾根の林道(分岐1)に合流し安堵する。
 尾根道は林道に沿って続く。ここからは金剛山がよく見え、眼下に黒滝の道の駅などが箱庭のように美しく見渡せる。
 櫃ケ岳はハイキングコースになっているのか道案内も立派。山頂の神社にお参りする。記帳のノートが7冊ほどある。どれも書く場所がなく表紙の裏に記帳する。
櫃ケ岳山頂
 山頂は日当たりよく、大峰山の展望が開け、稲村、大普賢岳などが見渡せた。櫃ケ岳一人占めの昼飯を食べ、今度は尾根道を戻る。
 通る人が少ないのか荒れていたが、古いテープが見つかる。一旦林道にでてまた雑木の尾根道をたどり、今朝方の分岐1に戻る。林道を少し進み、右にとって尾根道を20分ほど行くと山腹を巻く林道にでた。林道のそばに赤いテープと栃ケ岳への道標があり、10分ほど急激な登りで山頂だ。

 栃ケ岳山頂
、栃ケ岳山頂も大峰の展望はよくしばらく見とれる。

 帰りは元の道を帰らず、栃ケ岳下の林道から南に下る破線の道をとったのが間違いだった。最初は杉林の下りだったが、20分ほど下ったところで、崖と倒木とイノシシの掘り返しに道を失い悔しいかな元に戻る。分岐1から山道を下り、途中から今朝方の道を通らず割合ましな道を下る。途中の谷で道を失うが、壊れた水道のパイプをたどると今朝つけたテープがみつかる。谷にはワサビがたくさん新芽を出していた。民家のそばの車に戻ると住人が気にしていてくれた。こんなところから登る人は少ないようで、北側から山頂近くまで車で行くという。
 帰り津越のフクジュソウ自生地に行く。畑の土手で近くで2人、咲き始めた花を撮影していた。群生地は柵をして入れないという。大勢押しかけて踏み荒らすからしょうがないだろう。でもここのフクジュソウは想像していたのとは違った。もっと自然の中にあるものと思っていたが。

ルート図

   
 


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