岩湧山

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sanpo.no.56
12年10月1日(日)曇り時々晴れ 気温22℃

いわわきネイチャークラブに参加


本日の参加者は少なく、今までで最低の7名。この時期に行われる小中学生の運動会の影響かも知れない。
今日のコースは岩湧寺周辺からいわわきの道、ダイトレ、岩湧山山頂を経由し急坂の道を戻るコース。

<岩湧寺周辺>
山の脇にあるトチの実の落下が終了した。シュウカイドウが終期となったが、まだきれいな薄ピンク色の花をたくさんつけていた。また第5駐車場近くのフシグロセンノウの花も見られた。
四季彩館前のセトウチホトトギスは今が最盛期で、比較的早く咲くヤマジノホトトギスは終了した。
Uさんから両者の違いや特徴を教わる。

<いわわきの道>
この道の入口前でナギナタコウジュと皆で確認したが、Mさんの意義申立てで図鑑と見比べ調査、よく似ているが違っているようだ。Mさんの眼力に敬服。すぐにはなんの花かは特定できず宿題とする。

 


アケボノシュスランは夜明けのあけぼの色に花びらをつけて咲いていた。葉はミヤマウズラとそっくり。 みんな始めて見る花に感激。今日一番の花。草丈7〜8cmのこの野草、うっかりすると見落としてしまいそう。よく見ながら登ると意外にもたくさん咲いており5カ所で確認。

「スノキ」の葉は酸っぱい。Aさんのすすめで一同スノキの葉を噛んで見ると、酸っぱいイタドリのような味がした。
赤い実をつけだしたユキザサやツルアリドウシ、青い実のホウチャクソウがまた違った観察会の楽しみを 与えてくれた。

 

 


山道の脇にはテイシュウソウが花をつけだした。そのそばをサワガニが2匹這い回っていた。
海の珊瑚によく似たクマノミズキの花柄が落ち始めた。
ホウセンカの実が爆ぜるに似たツリフネソウの実はまだ時期が早くて見られなかった。

このいわわきの道もきれいに草が刈り取られて野草がたくさん犠牲になった。来年こそ大事な野草には刈り取り禁止のマークをつけようと話あった。

<ダイトレ>
ツルリンドウが咲き始めた。
林道工事で痛んだ山肌に、この山の植物の種を吹き付けるそうだ。非常の結構なことだと思う。

<山頂>
昨日の雨が上がり好天に恵まれて、人出が多い。秋も深まるとさらに多くなるだろう。
アキノキリンソウが咲き始めた。ススキの穂ががきれいに風になびいていた。
イナカギクやシラヤマギクが見られた。これらの花とシロヨメナ、ノコンギク、ヨメナの区別がなかなか分からない。
山道の刈取りから保護柵で守られたワレモコウ、今年はもう花をつけないのか蕾も見当たらない。 来年を楽しみにしょう。

<急坂の道>
シコクママコナ、コウヤボウキ、テイショウソウの花が真っ盛り。シラキの葉が早くも色ずき始めた。ナンキンナナカマドやサルトリイバラ、ミヤマシキミの実が赤く熟していた。
坂の下の方で普段着姿のDさんの出迎えを受けた。今日の7人目のメンバー。四季彩館では菓子の差入れ有難うございました。






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