大峰 蛇崩山・笠捨山  1172m・1352.3m
sanpo.no.530 18年11月04日(土)晴れ 気温20℃ メンバー19

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コース:上葛川民宿6:30→7:23明日平→8:49熊谷ノ頭9:00→9:20蛇崩山9:35→11:00東峰11:40→11:47笠捨山11:55→12:13葛川分岐→14:50上葛川

 
 JAC例会2日目。民宿「うらしま」のお上さんに見送られ、上葛川の吊橋を渡り、棚田を過ぎ伐採地をグングン登る。高度を上げるに従い上葛川の集落が一望出来、遠くの山は雲海に浮かんでいる。森澤さんの説明によると、この道は江戸時代の奥駆道であったようだ。




 やがて植林帯に入りジグザグのやや急登が続いて50分程で明日平に到着。少し左の山腹を行くと尾根筋に出て涼しい風が心地よい。8時30分頃廃小屋跡を通過すると急な登りが続く。




振り返ると山々が雲海に浮かんでいる。何度も振り返りこの光景を楽しむ。




しばらく行くと自然林になり広い尾根にある熊谷ノ頭に到着した。




リックをデポし尾根から東に20分ほどで蛇崩山(だぐえさん)に到着した。ここも緩やかな台地状のところで紅葉が素晴らしい。蛇崩山の山名のような風景がとても浮かんで来ない。緩やかな尾根を蛇行しながら来たからだろうか。




縦走路の紅葉




熊谷ノ頭に戻りやや急な登りの後、反射板のある見晴らしのよい東峰に到着。隣りの行仙岳から釈迦ケ岳に続く奥掛の山々を展望しながらの昼食。  写真は民宿うらしまの弁当



白い鉄塔の行仙岳と 左奥の釈迦ケ岳



5分ほどで笠捨山に。誰かが「持っている笠を捨てましょう」と笑わせる。山頂は狭いが展望はまずまず。




笠捨山山頂の祭祀




ここからは奥駆道を西北にとり地蔵岳に向かう。途中樹間からちらっと槍ケ岳と地蔵岳が見える。




標高差200mほどの急激な下りの後、鞍部になっている葛川辻に着く。少し戻り北にそれる道を下ると近くに水場があり、キャンプ適地になったいるそうだ。葛川辻からは地蔵岳と上葛川方面に分かれる。




地蔵岳分岐




この標識の分岐を下に行く


 


上葛川への下りは緩やかで長い。崖を切り開いた古道が続いている。紅葉の中を笠捨山に見送られながらゆっくり下り、出発点の上葛川に到着した。登山暦豊富な「ペンギン夫婦のお山歩日記」のリーダーYさん。そして「大峰奥掛道七十五靡」の著者森澤義信さんのきめ細かな解説で、個人だけでは見過ごすポイントを体験でき、味わい深い山行となりました。

 

笠捨山

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