岩湧山

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sanpo.no.53
12年9月15日(金)曇り後雨 気温32℃

滝畑ダム9:20→出合橋9:30→千石谷林道9:38→相互タクシー宿舎跡12:00昼食→五つ辻13:25
→栃谷経由:行司河原分岐14:30→神納15:20→自宅16:00

今日の目的は、先日Uさんのメールで教えていただいた野草の確認。

滝畑ダムまで妻に車で送ってもらい、出合橋より川を渡り、崖から続く山道を千石谷林道へ。
少し増水した川を歩いたため、靴はびしょ濡れ。

千石林道はゆるやかな登りとなって、約5mの道の両側には0.3〜1.5mの野草が生えており、観察にはもってこいの場所である。

滝畑浄水場付近では、関東に多いといわれるゲンノショウコの白花を発見。関西では紅花が多いといわれるが。
続いてアキノノゲシ、ポントタデ、イヌコウジュを確認。

今日の主目的のミズトラノオ、教えられたポイントを2往復したが、残念ながら見つけられず。

途中の南葛城山の山腹は1昨年の台風で倒木が片付けられはげ山となっており、谷は明るい。
この延々と続くはげ山のしわは、地図を読む練習にちょうどよいと思われる。

キツリフネ、ツリフネソウ、レモンエゴマらしき野草を確認。イワタバコがまだ咲いていた。
相互タクシー宿舎前には、ゆつくりと図鑑を見たり野草を写真に撮ったため12時に到着。
少し林道を登ったコンクリートの護岸の上で昼食とする。
ふと横を見ると、前から話題になったトウフジウツギらしき木が花をつけていた。

ゆるやかな登りになり谷川に沿って林道がつくられている。まだミゾホウズキの花が群生していた。横にはメタカラコウ、アオミズ、ネナシカズラ、イシミカワの花。

五つ辻で小休止。紀見峠経由し南海高野線で帰る予定であったが、なにげなく地図を広げて見たところ、栃谷から自宅まで2時間30分で帰れそうなので予定変更。

栃谷林道までの下りは、始め雑木林の尾根道で快適。紅葉の頃はよさそうだ。樹木の隙間から太陽があたる場所は、1.5mぐらいのツリフネソウやイノコズチ、小潅木でおおわれ、山道は分からない。
どうも鎌を忘れてきたので、杉の杖でこれらの草木を叩き倒し道を確保しながら進む。
要所要所に杉の木に赤いテープがあり道に迷うことがない。

1昨年の台風の倒木が3箇所ほどあったが、古い枝を払われた跡があり誰か去年ぐらい前通過したのだろう。
崖崩れで通行不能の場所がないことが推測された。
つづら織りの下り道が杉林に続いて、少し下ると栃谷林道にでた。

栃谷林道付近では、ツリフネソウ、アキチョウジなどが確認できたが、種類は少なかった。
雨が降り出し本降りとなって来た。九州西方の台風14号の影響のようだ。
会社の同僚が2泊3日で大台に登っているのが思い浮かんだ。雨の多い地域だから。

 

 






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